10月20日に開催されたBWFワールドツアー・デンマークOP(オーデンセ/Super750)の大会3日目は、各種目2回戦が行なわれた。
3ペアが登場した女子ダブルスは、福島由紀(上写真・右)/廣田彩花、志田千陽/松山奈未がベスト8に進出した。福島/廣田は韓国の申昇瓚(シン・ソンチャン)/イ・ユリムと対戦。ベテランと若手が組んだペアに対して、福島/廣田は第1ゲームを18本で先取。第2ゲームは奪われたものの、最終ゲームは終盤までもつれた中、福島/廣田が先に抜け出して21-19で勝利。苦しい戦いを制して準々決勝に進出した。また、志田/松山もカナダペアに対してファイナルゲームとなったが、最後は12本に抑えて2回戦を突破している。
混合ダブルスは渡辺勇大/東野有紗(上写真・手前)、山下恭平/篠谷菜留が2回戦を突破。渡辺/東野はインドペアを2-0で制し、山下/篠谷は世界選手権銅メダルのドイツペアを18本、11本に抑えて準々決勝へと勝ち進んだ。男子シングルスの奈良岡功大、女子シングルスの山口茜も、難敵を下してベスト8に進出している。
20日の結果、21日の準々決勝の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼2回戦(10月20日)
奈良岡功大②〔21−11、21−18〕0●陸光祖(中国)58分
常山幹太●0〔5−21、19−21〕②リー・ジジャ(マレーシア)36分
▼準々決勝(10月21日)
ジョナタン・クリスティ(インドネシア) − リー・ジジャ
ビクター・アクセルセン(デンマーク) − ロー・ケンイゥ(シンガポール)
奈良岡功大 − ラクシャ・セン(インド)
周天成(台湾) − 石宇奇(中国)
【女子シングルス】
▼2回戦(10月20日)
山口茜②〔21−14、20−22、25−23〕1●王祉怡(中国)76分
奥原希望●0〔11−21、19−21〕②白馭珀(台湾)39分
大堀彩●0〔18−21、16−21〕②戴資穎(台湾)40分
▼準々決勝(10月21日)
ラチャノック・インタノン(タイ)− 戴資穎(台湾)
山口茜 − 何冰嬌(中国)
韓悦(中国) − 白馭珀
陳雨菲(中国) − ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
【女子ダブルス】
▼2回戦(10月20日)
福島由紀/廣田彩花②〔21−18、17−21、21−19〕1●申昇瓚/イ・ユリム(韓国)84分
志田千陽/松山奈未②〔21−18、17−21、21−12〕1●ツァイ/ホンデリッチ(カナダ)68分
中西貴映/岩永鈴●0〔9−21、17−21〕②李紹希/ベク・ハナ(韓国)57分
▼準々決勝(10月21日)
福島由紀/廣田彩花 – ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)
陳清晨/賈一凡(中国)− 鄭雨/張殊賢(中国)
志田千陽/松山奈未 − ラハユ/ラマダンティ(インドネシア)
李紹希/ベク・ハナ – 金昭英/孔熙容(韓国)
【混合ダブルス】
▼2回戦(10月20日)
山下恭平/篠谷菜留②〔21−18、21−11〕0●ラムスフス/ロハウ(ドイツ)39分
渡辺勇大/東野有紗②〔21−16、21−10〕0●バートナガル/カラスト(インド)31分
金子祐樹/松友美佐紀●0〔15−21、21−23〕②ジケル/デリュウィ(フランス)64分
▼準々決勝(10月21日)
渡辺勇大/東野有紗 – ゴーSH/ライSJ(マレーシア)
スパク/スピッサラ(タイ) − 徐承宰/蔡侑玎(韓国)
鄭思維/黄雅瓊(中国) − ジケル/デリュウィ(フランス)
山下恭平/篠谷菜留 − 馮彦哲/黄東萍(中国)
【男子ダブルス】
▼準々決勝(10月21日)
アルディアント/アルフィアン(インドネシア) − 盧敬堯/楊博涵(台湾)
シェティ/ランキレッディ(インド)− A・チア/ソー・WY(マレーシア)
ギデオン/スカムルヨ(インドネシア) − カルナンド/マーティン(インドネシア)
テオEY/オンYS(マレーシア) − 李洋/盧震(台湾)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO