10月19日に開催されたBWFワールドツアー・デンマークOP(オーデンセ/Super750)の大会2日目は、各種目1回戦残りの半分が行なわれた。
男子シングルスは奈良岡功大(上写真)が登場。今後の飛躍に期待がかかるホープは、スピードを生かした攻撃でフランスのトマ・ジュニア・ポポフ(フランス)を2-0で下し、初戦を突破した。女子シングルスの大堀彩は、シンガポール選手に2-0のストレート勝ち。こちらも2回戦に進出している。
男子ダブルスは古賀輝/齋藤太一、竹内義憲/松居圭一郎の2ペアが出場。古賀/齋藤はインドネシアトップのギデオン/スカムルヨに0-2のストレート負け。竹内/松居はスコットランドペアとファイナル勝負を演じ、最後は18-21で敗れて初戦突破ならず。前日には第1シードの保木卓朗/小林優吾が敗れており、男子ダブルスは出場した全ペアが初戦で姿を消している。
女子ダブルスは志田千陽/松山奈未(上写真・左)と中西貴映/岩永鈴が白星をつかんだ。志田/松山はデンマークペアに苦戦をしいられたが、ファイナル勝負を制して2回戦に進出。中西/岩永はマレーシアペアとの1時間近い戦いを制した。2ペアが勝ち進んだ一方、松本麻佑/永原和可那は韓国のベテラン・李紹希(イ・ソヒ)と、若手のベク・ハナが組んだペアに1-2で苦杯。初戦敗退に終わった。
混合ダブルスは渡辺勇大/東野有紗(上写真・右)、金子祐樹/松友美佐紀の2ペアがそれぞれ2回戦に進出。金子/松友はオランダのベテランペアをファイナルゲーム18本で勝利を飾り、渡辺/東野も同じくオランダペアを2-0で下している。
19日の結果、20日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(10月19日)
奈良岡功大②〔21−12、21−15〕0●トマ・ジュニア・ポポフ(フランス)48分
▼2回戦(10月20日)
奈良岡功大 – 陸光祖(中国)
常山幹太 – リー・ジジャ(マレーシア)
【女子シングルス】
▼1回戦(10月19日)
大堀彩②〔21−5、21−13〕0●イェオ・ジャミン(シンガポール)31分
▼2回戦(10月20日)
山口茜 – 王祉怡(中国)
奥原希望 – 白馭珀(台湾)
大堀彩 – 戴資穎(台湾)
【男子ダブルス】
▼1回戦(10月19日)
古賀輝/齋藤太一●0〔17−21、15−21〕②ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)39分
竹内義憲/松居圭一郎●1〔14−21、21−15、18−21〕②ダン/ホール(スコットランド)51分
【女子ダブルス】
▼1回戦(10月19日)
志田千陽/松山奈未②〔21−10、16−21、21−17〕1●トゥーグセン/フォウガード(デンマーク)61分
中西貴映/岩永鈴②〔21−19、21−17〕0●V・フー/リム・CS(マレーシア)57分
松本麻佑/永原和可那●1〔23−21、17−21、11−21〕②李紹希/ベク・ハナ(韓国)80分
▼2回戦(10月20日)
福島由紀/廣田彩花 – 申昇瓚/イ・ユリム(韓国)
志田千陽/松山奈未 – ツァイ/ホンデリッチ(カナダ)
中西貴映/岩永鈴 − 李紹希/ベク・ハナ(韓国)
【混合ダブルス】
▼1回戦(10月19日)
金子祐樹/松友美佐紀②〔21−15、8−21、21−18〕1●タベリング/ピキ(オランダ)57分
渡辺勇大/東野有紗②〔21−18、21−7〕0●ファン・デル・レック/ジルエ(オランダ)30分
▼2回戦(10月20日)
山下恭平/篠谷菜留 – ラムスフス/ロハウ(ドイツ)
渡辺勇大/東野有紗 – バートナガル/カラスト(インド)
金子祐樹/松友美佐紀 – ジケル/デリュウィ(フランス)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO