10月18日に開幕したBWFワールドツアー・デンマークOP(オーデンセ/Super750)の大会初日は、各種目1回戦の半分が行なわれた。
9月のジャパンOP(S750)以来となる国際大会となった日本勢。そのジャパンOP男子シングルスで初優勝を飾った西本拳太は、デンマークのラスムス・ゲンケと対戦すると、第1ゲームこそ18-21と接戦を演じたが、第2ゲームは14−21で敗戦。初戦敗退に終わった。常山幹太(上写真)はインドネシアのチコ・アウラ・ドゥイ・ワルドヨに対し、1-1となったファイナル勝負を21-18で制して勝利。2回戦に進出した。なお、桃田賢斗は今回のデンマークOP、次週のフランスOP(S750)の出場を見送っている。
女子シングルスは、今年の世界選手権、ジャパンOPで連続優勝を果たしている山口茜(上写真)が登場。デンマーク選手を2-0で退け、2回戦に進出した。日本での2大会をケガで欠場した奥原希望は、ベルギー選手との勝負を2-0で制して2回戦へ。第1ゲームこそ21-17と点差をつめられた奥原だが、第2ゲームは10本に抑えて久々の白星をつかんでいる。
ダブルスは3ペアが登場。男子ダブルスの前回王者で第1シードの保木卓朗/小林優吾は、地元デンマークペアに0-2で敗れて2回戦に勝ち進めず。女子ダブルスは、ケガからの復帰戦となった福島由紀/廣田彩花が、ドイツペアにファイナルゲーム21-10で制して初戦を突破。混合ダブルスの山下恭平/篠谷菜留も、ドイツペアを下して2回戦に進出している。
18日の結果、19日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
西本拳太●0〔18−21、14−21〕②ラスムス・ゲンケ(デンマーク)53分
常山幹太②〔21−13、16−21、21−18〕1●チコ・アウラ・ドゥイ・ワルドヨ(インドネシア)76分
▼1回戦(10月19日)
奈良岡功大 – トマ・ジュニア・ポポフ(フランス)
【女子シングルス】
山口茜②〔21−11、21−10〕0●リーネ・フォウマーク・カエスフェルト(デンマーク)31分
奥原希望②〔21−17、21−10〕0●リアニー・タン(ベルギー)37分
▼1回戦(10月19日)
大堀彩 – イェオ・ジャミン(シンガポール)
【男子ダブルス】
保木卓朗/小林優吾●0〔15−21、14−21〕②ベイ/モーヘッド(デンマーク)33分
▼1回戦(10月19日)
古賀輝/齋藤太一 – ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)
竹内義憲/松居圭一郎 – ダン/ホール(スコットランド)
【女子ダブルス】
福島由紀/廣田彩花②〔21−14、20−22、21−9〕1●ロハウ/エフラー(ドイツ)74分
▼1回戦(10月19日)
志田千陽/松山奈未 – トゥーグセン/フォウガード(デンマーク)
中西貴映/岩永鈴 – V・フー/リム・CS(マレーシア)
松本麻佑/永原和可那 – 李紹希/ベク・ハナ(韓国)
【混合ダブルス】
山下恭平/篠谷菜留②〔21−18、21−15〕0●ヤンセン/エフラー(ドイツ)45分
▼1回戦(10月19日)
金子祐樹/松友美佐紀 – タベリング/ピキ(オランダ)
渡辺勇大/東野有紗 – ファン・デル・レック/ジルエ(オランダ)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO