10月17日にジュニア世界一を決めるBWF世界ジュニア2022(スペイン・サンタンデール)が開催された。2019年以来3年ぶりに実施されたジュニアトップの大会に、日本からもジュニアナショナルU19の選手らが参戦。団体戦と個人戦での金メダルをねらう。
大会は前半に国・地域別対抗の団体戦を行ない、後半に個人戦を実施。6日間にわたって行なわれる団体戦は、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目で争うスディルマン杯方式を採用。予選リーグ1位の8チームが決勝トーナメントに進出し、優勝を争う。
団体戦で7大会連続銅メダルの日本は、グループHでハンガリー、エジプト、ウクライナと同組に入った。17日に行なわれた予選リーグ・第1戦のウクライナ戦を戦った日本は、5-0で快勝。全種目2-0のストレート勝ちで、初戦を白星発進とした。日本は18日にハンガリー、19日にエジプトと対戦する。
予選リーグ・第1戦の結果は以下の通り。
【グループH】
日本(1勝)5-0 ウクライナ(1敗)
XD 井上誠也/石川心菜②−0Oleksii Titov/Sofiia Lavrova22分
MS 谷岡大后②−0Mykhailo Vyshnevyi32分
MD 岩野滉也/大田隼也②−0Volodymyr Koluzaiev/Nikita Yeromenko24分
WS 明地陽菜②−0Polina Buhrova29分
WD 木山琉聖/室屋奏乃②−0Varvara Frolova/Sofiia Lavrova25分
▼日本選手団
【男子】
櫻井煌介(瓊浦③)井上誠也、大垣空也、川邊悠陽(埼玉栄③③③)岩野滉也、齋藤駿、谷岡大后(ふたば未来学園③③②)大田隼也(高岡第一③)菅原海斗(浪岡②)
【女子】
石川心菜(青森山田③)吉川天乃(倉敷中央③)室屋奏乃(九州国際大付③)木山琉聖(四天王寺③)明地陽菜(柳井商工③)清瀬璃子(青森山田②)遠藤美羽(作新学院②)山北奈緒(ふたば未来学園②)田口真彩(柳井商工②)宮崎友花(柳井商工①)
【団長】毛利達彦(日本協会ジュニア強化部長)
【監督】大堀均(日本協会ジュニア強化部コーチ)
【コーチ】井田貴子、明神憲一、ハルモノ・ユウォノ、本多裕樹、垣岩令佳(日本協会ジュニア強化部)
【トレーナー】小嶋毅弘(山久)
【映像分析】小野恵李奈(JSCハイパフォーマンス・サポート事業)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO