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【全日本ジュニア2022】女子シングルスは1年生の阿波芽衣咲が優勝!男子は増田遥が全国初V!<新人の部>

9月17日(土)に開幕した第41回全日本ジュニア選手権(福岡県・北九州市立総合体育館ほか)。3年ぶりに開催された今大会だったが、台風の影響で3日間の予定を2日間に短縮して実施された。ここでは中学2年生以下のみが参加するジュニア新人の部のダイジェストをお伝えする。

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【男子ダイジェスト】

初日に準々決勝までが実施された男子シングルス。その結果、準決勝進出を果たしたのは、山城政人(福島)、山脇弘奨(愛知)、田上幹太(青森)、増田遥(福島)の4名。そして、準々決勝では山脇が2年生ながら8月の全国中学校(青森)でシングルス3位に入った山城にファイナル15本で勝利。また、準決勝もう一試合では、増田が田上を12本オールと快勝して決勝に駒を進めた。

山脇vs増田となった決勝戦。先手を取ったのは増田(上写真)だった。第1ゲーム中盤以降にリードを広げた増田は21−14で先制。しかし、山脇も第2ゲームを奪い返し、勝負はファイナルゲームへと持ち込まれた。スコアをタイに戻された増田だったが、ねばり強いラリーから攻撃に持ち込み、中盤の連続得点で17−10とリードを奪う。そして、最後はフォアからのクロスカットがノータッチで決まり、全国初優勝を決めた。

【優勝者コメント】

優勝
増田遥

ふたば未来学園中2年/福島

「(全国大会で)優勝したことがなくて、小学校のときなどはずっとベスト4止まりだったので、今回初タイトルがとれて最高です。1回戦から徐々に攻めの質とかが上がってきて、どんどんよくなっていきました。ただ、すべてにおいて甘い試合はなかったです」

▼準決勝

山脇弘奨(金屋中2年/愛知)②〔21−11、8−21、21−15〕1 ●山城政人(ふたば未来学園中2年/福島)

増田遥(ふたば未来学園中2年/福島) ②〔21−12、21−12〕0 ●田上幹太(浪岡中2年/青森)

▼決勝

増田遥②〔21−14、16−21、21−15〕1●山脇弘奨

【女子ダイジェスト】

男子同様、大会初日に準々決勝までが行なわれた結果、準決勝のカードは浅野真央(青森)vs勘傳歩美(石川)と、阿波芽衣咲(山口)vs橋村妃翔(埼玉)となった。この2試合では、浅野がファイナルゲームに持ち込まれながら競り勝ったのに対して、阿波は18本、16本のストレート勝ちを収めた。

迎えた決勝戦。第1ゲームを浅野が、第2ゲームを阿波が奪いファイナルゲームへ。ファイナルでは、阿波(上写真)がねばり強いラリーから浅野にプレッシャーをかけ、17−11とリードを奪う。そして、マッチポイントを握った阿波は、3連続失点で浅野に意地を見せられながらも最後は17本で競り勝って、1年生ながら見事に全国優勝を果たした。

【優勝者コメント】

優勝
阿波芽衣咲

柳井中1年

「全中では負けたので、優勝できてすごくうれしいです。チャレンジできたのが一番よかったと思います。決勝戦は、私は向かっていくだけなので、楽しむことを考えていました。今大会優勝できたので、次はまだ先ですけど全中も優勝できたらと思います」

▼準決勝

浅野真央(青森山田中2年/青森)②〔21−10、13−21、21−10〕1●勘傳歩美(美川中2年/石川)

阿波芽衣咲(柳井中1年/山口) ②〔21−18、21−16〕0●橋村妃翔(埼玉栄中2年/埼玉)

▼決勝

阿波芽衣咲②〔16−21、21−14、21−17〕1●浅野真央

取材・文/吉井信行

写真/筒井剛史

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