【世界ランキング】渡辺&東野がペア最高位となる2位に浮上!保木&小林も2位を守る!<ダブルス>

9月13日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。世界ランキングは現在、新型コロナウイルスの影響で凍結されていた過去のポイントが精算されており、順位やポイントに変動があった。ここではダブルス3種目の動向をお伝えしよう。

【男子ダブルス】

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2019年の高ポイントが残るギデオン(上写真・左)/スカムルヨ(インドネシア)が、今週も1位をキープ。日本開催の2大会で結果を残せなかった保木卓朗/小林優吾は、同じ10万ポイント台で2位につけている。3位の王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リーヤン/台湾)、4位のセティアワン/アッサン(インドネシア)、5位のA・チア/ソー・W・Y(マレーシア)までが9万ポイント台で、さらに上をうかがっている。

日本勢は代表から退いている園田啓悟/嘉村健士(19位)を挟み、古賀輝/齋藤太一が1ランクアップの21位、竹内義憲/松居圭一が1ランクダウンの37位で続く。A代表の2ペアは上位大会でシード枠に入るため、着実にポイントを加えて順位を上げていきたい。B代表の小野寺雅之/岡村洋輝は2ランクアップの62位。こちらはまず、50位以内に食い込みたいところだ。

【女子ダブルス】

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陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)、李紹希(イ・ソヒ)/申昇瓚(シン・ソンチャン/韓国)、金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン/韓国)と1〜3位が10万ポイント超え。志田千陽/松山奈未(4位)、福島由紀/廣田彩花(5位)、松本麻佑/永原和可那(7位)と日本の3ペアが、9万ポイント台で激しく追う。韓国勢はジャパンOP優勝の鄭ナウン/金ヘジョン(上写真・右)が9位につけており、ベスト10に3ペア。女子ダブルスは、中国、韓国、日本の3カ国がしのぎを削る展開だ。

日本勢4番手は、ジャパンOP出場の中西貴映/岩永鈴(18位)。今年からB代表に入った加藤佑奈/廣上瑠依は着実に順位を上げ、今週は6ランクアップして101位。100位以内目前の位置につけている。

【混合ダブルス】

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ジャパンOP優勝のデチャポル/サプシリー(タイ)が、11万ポイント台で1位をキープ。そのタイペアとジャパンOP決勝で激しく争った渡辺勇大(上写真・左)/東野有紗が、自己最高位の2位となった。3位は世界選手権優勝の鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン/中国)、4位につける王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン/中国)までが10万ポイント超え。5位のジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア)とは9000ポイント以上の差があり、混合ダブルスは「4強」状態だ。

日本勢は、19位の金子祐樹/松友美佐紀、26位の山下恭平/篠谷菜留とA代表が続く。協会のエントリーミスでジャパンOP出場を逃した緑川大輝/齋藤夏は、2ランクアップの50位、同大会に出場を果たした西川裕次郎/尾﨑沙織は、3ランクアップの54位。B代表が着実に順位を上げている。

※BWFは来年1月3日発表の世界ランキングから、通常通り1年間の成績で構成するランキングとして更新することを発表。そのため、今年の8月2日以降、これまで反映されていた過去の結果(2019年3月以降)を随時削除している。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2022/09/18
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