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【世界ランキング】志田&松山が自己最高位の4位に浮上!保木&小林は2位をキープ!<ダブルス>

9月6日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。日本で開催された世界選手権、ジャパンOPで活躍した日本勢が、ランキングを上げている。ここでは、ダブルス3種目のランキングの動向を紹介しよう。

【男子ダブルス】

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近況はなかなか好結果に恵まれないギデオン/スカムルヨ(インドネシア)だが、10万ポイント超えで1位をキープ。2位の保木卓朗(上写真・右)/小林優吾は、日本での2大会で結果を残せなかったものの、同じく10万ポイント台。その差は約5500と詰まってきた。3位の王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リーヤン/台湾)、世界選手権準優勝のベテラン、セティアワン/アッサン(インドネシア)は9万ポイント台だが、保木/小林との差は小さく、気の抜けない戦いが続く。

インドネシアは6位に世界選手権銅メダルのアルディアント/アルフィアンがいて、トップ10に3ペアが入る。マレーシアは世界選手権で金メダルをつかんだA・チア/ソー・W・Yが5位、9位にオン・Y・S/テオ・E・Yと2ペアが入っている。

日本勢は、古賀輝/齋藤太一(22位)、竹内義憲/松居圭一郎(36位)とA代表が続く。B代表の小野寺雅之/岡村洋輝(64位)は、順位が上がったり下がったりと安定せず。目標とする五輪出場に向けて、着実にポイントを重ねていきたい。

【女子ダブルス】

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世界選手権優勝の陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)が、11万ポイント超えで1位。韓国の李紹希(イ・ソヒ)/申昇瓚(シン・ソンチャン/2位)、金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン/3位)が10万ポイント台で続く。

僅差の9万9000ポイント台で続くのが、1ランクアップで自己最高位の4位となった志田千陽(上写真・右)/松山奈未。世界選手権とジャパンOPを欠場した福島由紀/廣田彩花(5位)を逆転して、日本勢1番手に躍り出た。3番手は、世界選手権で銅メダルを獲得も一つ順位を落とした松本麻佑/永原和可那(7位)。9万ポイント台はキープしているだけに、浮上のチャンスは十分ある。

なお、韓国はジャパンOP優勝の鄭ナウン/金ヘジョンが9位に入っており、日本と同じくトップ10に3ペア。トップに立つ中国ペアを激しく追いながら、熾烈な争いが続いていきそうだ。

日本勢4番手は、世界選手権、ジャパンOP出場の中西貴映/岩永鈴(18位)。5番手の加藤佑奈/廣上瑠依は2ランクアップの107位。ここまで順調に順位を上げており、100位の壁を超える日が楽しみだ。

【混合ダブルス】

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ジャパンOP優勝のデチャポル(上写真・左)/サプシリー(タイ)が、11万ポイント超えで1位をキープ。世界選手権優勝の鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン/中国)が、同じく11万ポイント台で続く。2ペアを追う3位は、ジャパンOP、世界選手権と2大会連続準優勝の渡辺勇大/東野有紗。4位の王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン/中国)までが10万ポイント台で続き、混合ダブルスは「4強」状態だ。

日本勢の2番手は、17位の金子祐樹/松友美佐紀。A代表の山下恭平/篠谷菜留が26位で続く。B代表の緑川大輝/齋藤夏は、1ランクダウンの52位。エントリーミスにより、ジャパンOPに出場できなかったのが痛かった。同じB代表の西川裕次郎/尾﨑沙織は57位と、順位に変動はなかった。

BWFは来年1月3日発表の世界ランキングから、通常通り1年間の成績で構成するランキングとして更新することを発表。そのため、今年の8月2日以降、これまで反映されていた過去の結果(2019年3月以降)を随時削除している。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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