9月2日に開催されたダイハツ・ヨネックスジャパンオープン(丸善インテックアリーナ大阪/Super750)は、大会4日目に各種目準々決勝が行なわれた。ここでは、熱戦を繰り広げた選手たちのコメントを紹介する。
ジャパンOP
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常山幹太
MS準々決勝:アンダース・アントンセン(デンマーク)に0-2で敗戦。
――序盤で勢いに乗れなかった
乗れなかったですね。コート感覚がいつもと違って、つかみきれなかったです。(念願の第1コートだったが)不甲斐なかったですね。
――相手に余裕を持って組み立てられてしまった印象
だいぶ余裕を持たれてしまいました。相手は昨日(奈良岡功大と)、長いゲームをして疲れがあったと思うんですけど……。1ゲーム目からもう少し長いラリーをしていれば、2ゲーム目はチャンスがあったのではないかと思います。2ゲーム目は所々で長いラリーをして、相手も疲れてきていた。でも、こっちの低い球にカウンターを合わせられてしまい、気持ち的に引いてしまいましたね。
――球を沈めても、前に出られて押されてしまった
相手が大きくて、背が高いし、腕が長いので、どうしても後手に回ってしまいました。なかなか先手が取れないですけど、そこで我慢しきれなかったですね。
――第2ゲームの8-11までは競ったが、そこから突き放された
後半からですね。相手も我慢してスパートをかけてきて、ラウンドからのクロスは、相手がねらっていたと思います。こっちも(予測して)張っていたのですが、タイミングをバッチリ合わせられて取れませんでした。
――今週は非常に楽しそうにプレーしているのが印象的だった
第2の故郷でプレーできたのは何年ぶりかな。大阪ICに出た時、20歳くらいですかね。この間の全日本実業団は出場していなかったので、久しぶりに(東大阪大柏原高時代の)恩師に生で試合を見てもらって、よかったと思います。先生も久しぶりに見れてうれしかったと。最後、全然ダメな試合で(苦笑)、そこは申し訳なく思います。
――Super750でベスト8の結果について
そうですね。最低ラインではあるかなと思います。トップ10にいこうと思ったら、このベスト8を常にキープして、ベスト4とか決勝にいかないと入れない。今大会の結果、自分のプレーを含めて、もう1回見つめ直して、イチから練習したい。
次の遠征は自費派遣でベトナムなので、グレードは低いですけど、そこでもしっかりよい結果を出して、次に続くSuper750(デンマーク、フランス)でも結果を出していければと思います。
――見つめ直す?
悪い面も、よい面も。よいところもプラスしていけば、よくなると思う。悪い面は、高さなどを日ごろの練習から意識できればいいかなと思います。
――ベトナムに出る決断は、なぜ?
今年の前半、ケガで試合に出れていない。今は昔のポイントがどんどん消えていっているので、大会数が足りない。試合をしている方がいいと思ったからです。
取材・構成/平野貴也
写真/早浪章弘