9月2日に開催されたダイハツ・ヨネックスジャパンオープン(丸善インテックアリーナ大阪/Super750)は、大会4日目に各種目準々決勝が行なわれた。ここでは、熱戦を繰り広げた選手たちのコメントを紹介する。
ジャパンOP
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山口茜
WS準々決勝:ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)に2-0で勝利
−−ネット前のプレーがよかった印象だが
そうですね。先週からうまくやれていると思います。ネット前で先手を取ろうというよりは、調子がいいので、そこは自信を持って迷わずに打っていこうという感じです。
――スピードがある相手にしっかり打ち勝っていた
2ゲーム目の前半に点数がたくさん取れてよかったですけど、自分が動かずに点数が簡単に取れてしまったぶん、後半は回されたり、ラリーが長くなった時に嫌がってしまった面があったかなと思います。
――今日はスーパーレシーブも多かった
反応や感覚的な部分は、調子がよいままです。そこは大切にしたいなと思います。
――明日の準決勝は陳雨菲選手(中国)との対戦
今日みたいに楽をしようと思ってしまうとよくないので、一本一本集中して、我慢して、積極的に自分からラリーをつくってやっていきたい。
−−相手は世界選手権の雪辱に燃えていると思うが
あんまり気にせずにやりたいと思います。
−−今大会のテーマがあれば
先週はよくできていたので、その流れを引き継いでいこうというか、2週間押し通せればなという感じです。
−−自国開催は歓声もあれば、ため息もある。そういうのは気になるか
今回は先週よりも(ため息が)聞こえる気がします(苦笑)
−−ドンマイ的な空気がほしい
そうですね。(観客は応援の)声が出せないので、前向きな声も聞こえてこない。できれば、マイナスな部分もちょっと頑張って(我慢して)もらえると、うれしいかなって思います。
ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
--試合を振り返って
彼女はとても速くて強かったです。相手の速い展開の中で、私のほうがミスをしてしまいました。
--スピードが武器だと思うが、それを生かせずに終わった?
山口茜選手はディフェンスもすごい選手。いい攻撃をしても、レシーブされてしまいました。
--次はどう戦いたいか
新しい戦略を見つけないといけないし、トライもしないといけない。でも、今はそれが何かはわからないですね(苦笑)。
取材・構成/平野貴也
写真/BADMINTONPHOTO