【ジャパンOP】「明日に向けてベストなパフォーマンスができるように準備したい」(西本)<3日目-選手コメント1>

9月1日に開催されたダイハツヨネックスジャパンオープン(丸善インテックアリーナ大阪/Super750)は、大会3日目に各種目2回戦が行なわれた。ここでは、2回戦を戦った日本選手のコメントを紹介する。

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西本拳太

MS2回戦:ジョナタン・クリスティ(インドネシア)に2-1で勝利。

――ファイナルゲームにチェンジ・エンズした方のコートが合っていた

やりづらいコートだと思ってましたが、(そのエンドでプレーした)2ゲーム目を勝っていたので、プラスにとらえるために(ファイナルゲームの前半は)最悪5-11でもいいやと思って。それが10点までいけたので、上出来かなと思ってやりました。

――終盤は相手がヘアピン、プッシュをねらってくる中で攻め合った

逃げるわけにはいかなかったです。相手が前にいても、やられてしょうがないと思ってヘアピンで勝負にいけたところが、最後に自分のロビングが甘くても、相手が前に出てきていて(助かった面につながったので)、駆け引きかなと思います。

――ファイナルゲームの18オールから、前に出ている相手にクリア、ドリブンクリアで逆を突くことができた

無心だったので、あまり覚えていないです。気持ち的には難しいんですけど、やるしかないです。

――ベスト8に進出

今回のジャパンOPは大阪開催で、東京とは少し違った空気がありますけど、いい意味で肩の力を抜かせてくれているかなと思います。ファンの前でもう1試合多くできることがうれしい。また、明日に向けてベストなパフォーマンスができるように準備したいです。

――厳しい日程だが、疲労回復のために考えていることは?

ないです(笑)。とにかく休むことですが、緊張して眠れないことが少なからずあります。今はいい意味でバドミントンを見ずに、夜になったら試合に近づくにつれて気持ちを持っていくというメリハリ、オンとオフをしっかりしたいと思っています。

――今日の試合のプランは?

1ゲーム目を取るプランでしたが、相手のリフトネットの精度がよくて。スマッシュも(強かったし)、レシーブが飛ぶ方(のエンド)なのに、ビッタビタにロブがきていて、スマッシュを打ってもロングリターンされたので、我慢し続けない限り、あのサイドの球は厳しい。そこまで我慢できたのがよかったです。

――相手は「風が読みにくかった」と言っていた

そうですね。飛ぶところでも意外と止まったり、飛ばない方でも飛んだり。ストレスは結構ありました。逆に、その迷いがクリスティ選手が飛ばない方だった時(ファイナルゲーム後半)にストレスを感じていたので、(攻めにいきたい)僕と合致したかなと。本当は、飛ばない方から相手は押してくるけど、それがアウトになって迷ってくれていたかなと思います。

――今、頑張れている原動力は?

所属も変わりましたし、自分の中で責任もあります。トマス杯の経験もあり、自分としても、桃田選手どうこうというのは関係なく、しっかりしないとという自覚と責任と。男子シングルスだけ(成績が出ない)と言われるのは、桃田選手のみならず、みんな悔しいと思うので、そこを切磋琢磨しながら乗り越えていければいいと思います。僕自身、自分のためにやることがみんなのためにもなると思うので、精いっぱい頑張っていきたいと思います。

――今日も(トマス杯から恒例となっている派手な)ガッツポーズが出ていた

あれは、出ますよ! 昨日は(意識して)やりましたけど、今日は(自然と)出ますした!

取材・構成/平野貴也

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2022/09/01

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