8月30日に開幕したダイハツ・ヨネックスジャパンオープン(丸善インテックアリーナ大阪/Super750)は、大会初日に各種目1回戦の半分が行なわれた。世界選手権からの連続開催となった今大会は、男子シングルスの世界王者となったビクター・アクセルセン(デンマーク)や、男子ダブルスでマレーシア勢初の世界一となったアーロン・チア/ソー・ウィーイクがケガなどを理由に棄権したが、多くのトップ選手らが参戦。大阪の地で頂点をねらう。ここでは、海外注目選手の結果をお伝えする。
ジャパンOP
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35年ぶりの大阪開催となったジャパンOP1回戦は、世界選手権で上位に進んだ選手らが順当に勝ち上がった。男子シングルスは、世界選手権4強の周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾/上写真)や、前回の世界王者ロー・ケンイゥ(シンガポール)らが2回戦に進出。周天成は香港期待の若手選手とファイナル勝負の接戦を制して勝ち上がった。また、世界選手権から久々の国際大会出場となる中国の石宇奇(シー・ユーチー)も、デンマークのベテランを2-1で下し初戦を突破した。
女子シングルスは、中国の若手、王祉怡(ワン・ジーイ/中国)が台湾選手に勝利。女子ダブルスでは、世界選手権の出場が間に合わなかったインドネシアのラハユ/ラマダハンティ(インドネシア)が、カナダペアを15本、15本のストレート勝利で退けて2回戦に進んでいる。男子ダブルスは世界選手権で上位進出を逃したギデオン/スカムルヨ(インドネシア)、東京オリンピック王者の王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リーヤン/台湾)、デンマークのアストルップ/ラスムセン(上写真・右)らが順当に1回戦を突破した。
混合ダブルスでは、世界選手権でドイツに同種目初のメダルをもたらしたラムスフス/ロハウが1回戦に登場したが、同じヨーロッパのタベリング/ピキ(オランダ)に1-2で敗れて初戦敗退となった。
8月30日の海外注目選手の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(8月30日)
周天成(台湾)②〔18−21、21−17、21−15〕1●李卓耀(香港)75分
石宇奇(中国)②〔23−21、18−21、21−14〕1●H・K・S・ヴィテンフス(デンマーク)66分
ロー・ケンイゥ(シンガポール)②〔21−15、21−9〕0●趙俊鵬(中国)32分
【女子シングルス】
▼1回戦(8月30日)
王祉怡(中国)②〔21−18、23−21〕0●許玟琪(台湾)48分
【男子ダブルス】
▼1回戦(8月30日)
王齊麟/李洋(台湾)②〔21−12、28−26〕0●盧敬堯/楊博涵(台湾)41分
ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)②〔23−21、21−19〕0●ティーKW/マンWC(マレーシア)37分
アストルップ/ラスムセン(デンマーク)②〔21−23、21−13、21−18〕1●ヒー/ロー(シンガポール)60分
【女子ダブルス】
▼1回戦(8月30日)
ラハユ/ラマダハンティ(インドネシア)②〔21−●、21−●〕0●チェ/ウー(カナダ)30分
タン/ティナー(マレーシア)②〔16−21、21−14、21−18〕1●李紹希/申昇瓚(韓国)61分
【混合ダブルス】
▼1回戦(8月30日)
タベリング/ピキ(オランダ)②〔16−21、21−15、21−17〕1●ラムスフス/ロハウ(ドイツ)52分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO