8月28日に開催されたBWF世界選手権2022(東京体育館)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。ここでは女子シングルスで世界一に輝いた山口茜の、優勝会見のコメントを紹介する。
世界選手権2022
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−−今日の試合を振り返って
今日の試合は2ゲーム目はあまりよくなかったですけど、ファイナルゲーム後半に、2ゲーム目の反省を生かして我慢してやれたのがよかったと思います。日本での世界選手権で、一番いい結果を取ることができてうれしいです。
−−ファイナルゲームは執着というか、すごく鬼気迫るように見えた。どのような気持ちで臨んでいたか
今までの中でも、一球一球に集中できたと思います。点数にはそんなに固執していなかったですが、いいプレーをしようと思っていたことが、一球一球の執着心があるようなプレーになったのかなと思います。
−−メンタルの部分は、この1年間をどう強化できたか。何か取り組んだことがあれば
個人的に取り組んだことはないです。今回はお客さんもいて、たくさん応援していただいたというのがすごく力になったし、前向きな姿勢でいられる要因になったと思います。
−−会見前のインタビューでは、「こんな気持ちははじめて」と話していた。また、答えていた時に、言葉が詰まっていたように見えたが
グッとくるものはありました。試合が終わって、観客席を見た時にすごくうれしかったですし、こうやって皆さんに喜んでもらえたりするのが、うれしいことだなと思いました。
−−来週のダイハツ・ヨネックスジャパンオープンに向けて
ダイハツ・ヨネックスジャパンオープンで、もう一回いいプレーができるように気持ちも身体も整えて、準備していきたいと思います。
▼決勝戦(8月28日)
山口茜②〔21−12、10−21、21−14〕1●陳雨菲(中国)68分
※2回目の優勝
取材・文/バドミントン・マガジン編集部
写真/菅原淳