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【世界選手権2022】渡辺&東野は28分の快勝で決勝進出!「明日はどんな形でも勝利を拾えれば」<準決勝-混合ダブルス>

8月27日に開催されたBWF世界選手権2022(東京体育館)6日目は、各種目準決勝が行なわれ、メダルを確定させた日本代表選手が登場。ここでは、混合ダブルスに出場した渡辺勇大/東野有紗の試合結果とコメントをお伝えする。

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【混合ダブルス】

3大会連続でのメダル獲得を決めている渡辺/東野は、28分の快勝で決勝進出を決めた。

世界ランキング1位のデチャポル/サプシリーを破るなどの金星を挙げて勝ち上がってきたドイツペアを一蹴した。前日の準々決勝でファイナルゲームを戦ってきた疲労の残る相手に、スピードのある攻撃を畳みかけ、一気に得点を重ねた。「ドライブ場面で課題が残った」と東野は反省を口にしたが、決勝を前に、ギアが一段上がった印象だ。

決勝は、鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)との対戦が決まった。昨年の東京五輪では同国のライバルである王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン)に敗れ銀メダルに終わったが、その金メダルペアを破って決勝進出。今年は5月のアジア選手権から負けなしで、6大会に優勝。絶好調の手ごわい相手であることは間違いない。これまでの対戦成績は、2勝10敗。もっとも輝くメダルに向け、最大の壁が待ち構えるが、相手の強みはわかっているだけに、二人らしく十分な戦略を練って決勝に挑む。

【コメント】

渡辺「終始こちらのペースだったかなと思います。対戦相手は昨日タフなゲームをして、だいぶ疲れていた。フィジカルというより頭が疲れていた状態だったのではないかと思っています。その中で、僕らがうまく攻撃の展開を多くつくれたことが勝因です。それでも、シャトルが飛ばないということや緊張感、プレッシャーの中で戦うという、自分たちの中での戦いもあったので、点差以上にタフなゲームだったと感じています。

明日の(中国のどちらが上がって来るか)対戦相手は決まっていないので作戦とかはまだないですが、今言えることは結論、勝てればそれがベスト。どんな形であれ、勝利を拾うことをめざしてやっていきます」

東野「1試合1試合、自分たちのコンディションがすごくよくなってきているんじゃないかなと思っています。今日の試合、私自身はあまりベストパフォーマンスではなかったのですが、勇大くんがベストパフォーマンスを出してくれたので、それに今日はのっからせてもらいました」

▼準決勝(8月27日)

渡辺勇大/東野有紗 ②〔21−8、21−6〕0 ●ラムスフス/ロハウ(ドイツ)28分

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原 淳

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