【世界選手権2022】男子ダブルスの古賀&齋藤は0-2で敗れ、準々決勝進出ならず<4日目-男子ダブルス>

8月25日に開催されたBWF世界選手権2022(東京体育館)4日目は、各種目3回戦が行なわれ、日本代表選手が登場。ここでは、男子ダブルス3回戦に出場した古賀輝/齋藤太一の試合結果、コメントをお伝えする。

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【男子ダブルス】

前日2回戦の日本人対決を制した古賀輝(上写真・右)/齋藤太一が、インドネシアで勢いのあるアルディアント/アルフィアン(インドネシア)と激突した。

「相手はサービスまわりがとにかくうまい」(古賀)と試合前に警戒していた日本ペアだったが、第1ゲームは「気をつけていたサービスまわりで、なんとかくらいついていけた」(古賀)というように、主導権を簡単に渡さずラリーを展開。一度は4-9とインドネシアペアにリードを許したが、ドライブ勝負や相手の崩す球をしっかり拾って自分たちに流れを引き寄せ、「思い描いていたラリー勝負に持ち込めた」と、18-16と逆転に成功。しかし、ここからアルディアント/アルフィアンも得意の低空戦で押し込むと、3連続ポイントで再び先行。古賀/齋藤が19-21で第1ゲームを落とした。

第2ゲームに入ると、古賀/齋藤は先行する相手を追う展開に。「前でプレッシャーをかけるようにしたけど、第1ゲームを取った相手に余裕があった。自分たちが上げる展開になってしまった」(齋藤)と、なかなか自分たちのリズムがつかめないまま試合は進む。すると、ロブのミスが増えた日本ペアの隙を見逃さなかったアルディアント/アルフィアン。後半は安全圏をキープしながら、追走する古賀/齋藤を振り切って2-0で勝利。古賀/齋藤は3回戦で敗退となった。

【コメント】

古賀 気をつけていたサービスまわりはなんとかくらいついていけたので、そこは上出来でした。そこから自分たちの思い描いていたラリー勝負に持ち込めていたけど、ロブのミスが増えたし、特に2ゲーム目は(ロブのミスが)多くなってしまった。そこで2、3点、4、5点と離れてしまったので、次はそこを修正したいなと思います。

齋藤 第1ゲームで点数を離して取れていれば、その後の展開は変わっていたかなと思います。前でプレッシャーをかけたけれども、第1ゲームを取った相手に余裕ができてしまい、かわされてしまった。そういったうまさが相手にはあって、(第2ゲームは)自分たちが上げる展開になってしまったと思いますし、その中でもロブをミスしてしまった。そこでもう少し、2人で前に出る動きがしっかりできればよかったかなと思います。

▼3回戦(8月25日)

古賀輝/齋藤太一●0〔19−21、16−21〕②アルディアント/アルフィアン(インドネシア)45分

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

投稿日:2022/08/25
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