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【世界選手権2022】金子/松友はファイナルゲームの末に惜敗「この経験をジャパンOPに生かしたい」<3日目-混合ダブルス>

8月24日に開催されたBWF世界選手権2022(東京体育館)3日目は、各種目2回戦が行なわれ、日本代表選手が登場。ここでは、混合ダブルスに出場した金子祐樹/松友美佐紀の試合をお伝えする。

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【混合ダブルス】

緒戦に臨んだ金子/松友は、世界ランキング32位のシンガポールペアに敗れ、2回戦で敗退した。

アップダウンの激しい試合だった。第1ゲーム後半、10-16の最大6点差から追い上げ、21-19と逆転。速いドライブの応酬で得点を重ねると、二人のガッツポーズも飛び出した。

第2ゲーム序盤はいい流れでリードしたものの、相手の積極的なプレーにレシーブでミスが続き、逆転を許すと、一気に走られる展開。ファイナルゲームも終盤まで流れを取り戻せずに10-18と点差を離されたが、そこからじりじりと挽回。16-19と3点差まで詰め寄り、見せ場をつくった。

点差がついた中でも、松友が意表を突いたドリブンサービスを放ち、金子が連続スマッシュを叩き込むなど、二人らしいプレーを見せ、会場を沸かせた。

【コメント】

金子「特に緊張するということもなく、いつも通りに試合には入れたかなと思います。(試合を振り返ると)思い通りにプレーできた時は点数がとれ、うまくできなかった時にはまったく点数がとれなかった。それがこの結果かと思います。

来週ジャパンオープンがありますが、僕としては、この大会をめざしてペアを組んでやってきたので、すぐに来週に(気持ちを)向けるっていうのはなかなか難しいです。でも、もう1回日本でできるチャンスがあるので、(気持ちを)切り替えて頑張りたいと思います」

松友「本当に久しぶりに日本のお客さんの前で、いい緊張感の中で試合ができたので楽しかったという部分はあったんですけど、負けてしまいました。相手の男子選手は男子ダブルスでもミックスでも最近勝ってきている選手で、いろんな球、攻めの形を持っていて、対戦していて面白いなと感じるプレーがたくさんありました。その中で自分たちも相手の嫌がる形が少しはできたと思う。ファイナルゲームでは自分たちの形にだんだん戻せたのはよかったところかなと思うので、今日のこの経験を来週のジャパンオープンに生かしていけるよう、また練習して頑張りたいです」

▼2回戦(8月24日

金子祐樹/松友美佐紀 ●1〔21−19、11−21、17−21〕② ヒー/タン(シンガポール) 60分

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/ BADMINTONPHOTO

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