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【世界選手権2022】緑川&齋藤はファイナル勝負の末にドイツペアに敗戦<3日目-混合ダブルス>

8月24日に開催されたBWF世界選手権2022(東京体育館)3日目は、各種目2回戦が行なわれ、日本代表選手が登場。ここでは、混合ダブルスに出場した緑川大輝/齋藤夏の試合結果、コメントをお伝えする。

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【混合ダブルス】

前日に世界選手権初勝利を飾った緑川大輝(上写真・左)/齋藤夏は、経験豊富なドイツペアと対戦。第1ゲームは相手の強打をしっかりレシーブしながら自分たちの攻撃につなげ、21-15で先制する。第2ゲームも序盤から連続得点で5-0。しかし、ここから相手にペースを握られてしまった。「相手がプレーやテンポを変えてきたところで、対応しきれなかった」と緑川。8連続失点などでリードを奪われると、13-21で第2ゲームを落とした。

大味な展開となった第2ゲームから一転、ファイナルゲームは互いに主導権を譲らない接戦に。点差も離れず一進一退の攻防となったが、最後はドイツペアに18-19から抜け出され敗戦。2人にとって初めての世界選手権は、2回戦で幕を閉じた。

【コメント】

緑川 1ゲーム目は自分たちのテンポで得点が取れて、2ゲーム目も5-0までできていました。ただ、そこから自分たちのミスだったり、相手がプレーやテンポを変えてきた時に、対応しきれずに焦ってしまいました。そこをねらわれたかなと思います。相手との差は感じませんでしたが、シャトルが飛ばない会場のときに、自分たちのアタック力が足りなかったり、守備に回った時に相手の身長や鋭いスマッシュに対応しないといけない、というのは感じました。そこはこれから練習していきたいです。

齋藤 1ゲーム目はよかったですけど、2ゲーム目は相手がロングサービスをずっと打ってきたので、そこに対応できなかったのが反省点です。(課題について)こういう大きな体育館でシャトルが飛ばないときつい状態になるので、攻撃力を高めたい。あとはレシーブ力もつけないといけないと思いました。

▼2回戦(8月24日)

緑川大輝/齋藤夏●1〔21−15、13−21、18−21〕②ラムスフス/ロハウ(ドイツ)58分

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

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