8月24日に開催されたBWF世界選手権2022(東京体育館)3日目は、各種目2回戦が行なわれ、日本代表選手が登場。ここでは、女子ダブルスに出場した中西貴映/岩永鈴の試合をお伝えする。
世界選手権2022
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【女子ダブルス】
昨年の世界選手権でベスト8に進出した中西貴映/岩永鈴は、緒戦の2回戦に臨み、オランダペアをストレートで退け、3回戦に進出した。
中西が6月のインドネシアOP直前に右足首を負傷し、今大会が復帰戦。「久しぶりの実戦で緊張した」(中西)と振り返ったが、第1ゲームを23-21で接戦の末にものにすると、第2ゲームは落ち着いて得点を重ねた。
3回戦の相手は世界ランキング8位のジョンコパン・キッティタラクン/ラウィンダ・プラジョンジャイ(タイ)。「格上の相手なので、リラックスしてプレーできる」と岩永が話したように、積極的に向かっていくつもりだ。
【コメント】
中西「インドネシアOPの前日練習でケガして以来の復帰戦ということもあって、試合を迎えるのがすごく楽しみだったんですが、試合が始まってからどんどん緊張してしまって。内容的にはあまり足も動かないし、球もいい球が行くわけではなくて……。反省点の多い試合でした。明日の相手は攻めも守りも上手なペア。今日決まっていた球が返されたりすると思うので、今日よりもっと打つ、粘るといったことが必要になってくると思います。その辺を二人で話しあい、明日、自分たちのいいパフォーマンスができるよう頑張りたいと思っています」
岩永「自分はそんなに緊張していなかったので、球がちょっと揺れたりするのでそこはしっかり合わせて打つ、(ネット)前では足が出ていなくてミスになってしまうところをしっかり足を入れて詰めるとかを意識してプレーしていました。明日は自分たちより上の選手になるので、二人ともちょっとリラックスしてできると思うので(笑)、もっといいプレーができるように頑張りたいです」
▼2回戦(8月24日)
中西貴映/岩永鈴②〔23−21、21−15〕0●ジルエ/セイネン(オランダ)43分
取材・文/バドミントン・マガジン編集部
写真/ BADMINTONPHOTO