8月24日に開催されたBWF世界選手権2022(東京体育館)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。ここでは、混合ダブルス2回戦に登場した渡辺勇大/東野有紗の試合についてお伝えする。
世界選手権2022
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【混合ダブルス】
大会3日目にして初戦に臨んだ渡辺勇大/東野有紗は、30分の快勝で、3回戦進出を決めた。第1ゲームはスコットランドペアの速い展開に付き合いながらも、貫禄を見せつけてゲームをコントロール。第2ゲームは、持ち味である大きい展開から渡辺がジャンプスマッシュを連打するなど圧倒した。
「コートの感覚がつかめて、これからもっとコンディションが上がっていく」と渡辺。東野は「応援を力に変えて頑張っていきたい」と言い、それぞれ次戦以降に気持ちを切り替えていた。
【コメント】
渡辺「大きい会場なのでコート感覚がすごく大事になってきますが、それをつかむことができたのでよかったと思います。第1ゲームではやや相手の展開に持っていかれたというか、付き合った部分もありましたが、初戦としてはいい試合ができたと思います。おおまかな戦略に関してはジェレミー・ガンコーチと3人で考えて、(男子ダブルスでの元パートナーであり、この日ベンチに入った)遠藤大由さんは、コートの中でのシャトルの飛びなどについて1本1本の質にこだわった細かなコメントをくれる。すごく助かりました」
東野「初戦ということ、また日本開催ということでちょっと緊張してしまいましたが、ちょっとずつ丁寧にプレーすることができたのでよかったと思います。次の試合からは、ファンの方々の応援を力に変え、思い切ってプレーできるよう頑張っていきたいです」
▼2回戦(8月24日)
渡辺勇大/東野有紗 ②〔21−12、21−7〕0● ダン/トランス(スコットランド) 30分
取材・文/バドミントン・マガジン編集部
写真/ BADMINTONPHOTO