【世界選手権2022】アクセルセンやギンティンなど男子シングルスの優勝候補が順当に初戦を突破!<初日・注目選手結果>

8月22日に開幕したBWF世界選手権2022(東京体育館)は、大会初日に各種目1回戦が行なわれた。日本勢が活躍する中、海外のトップ選手らも順当に2回戦に進出している。ここでは海外注目選手の試合の模様をダイジェストでお伝えする。

【ダイジェスト】

大会初日は、男子シングルスのシード選手らが登場。序盤に出場したアンソニー・S・ギンティン(インドネシア)は、ブラジルのイゴール・コエーリョに第1ゲームを失う展開となったが、すぐに立て直して2-1で逆転勝利。「コートに入ったら緊張してしまって、1ゲーム目はどうすればいいか迷ってミスが増えてしまった。でも、2ゲーム目以降は、相手のプレーをしっかり分析してプレーすることができたので、勝つことができた」とギンティン。序盤のミスを修正し、しっかり1回戦を突破した。同じくインドネシアのジョナタン・クリスティも、フランスのトマ・ジュニア・ポポフを2-0のストレートで制している。

男子シングルスの第1シードで、東京オリンピック金メダリストのビクター・アクセルセン(デンマーク)は、マレーシアのベテラン、リュウ・ダレンを16本、12本で一蹴。順当に初戦を勝ち上がった。

前回王者のロー・ケンイゥ(シンガポール)は、スペイン選手を相手に2-0で快勝。予定していた第1コートから急遽第4コートに変更され「アジャストするのが難しかった」と振り返ったが、「コンディションは悪くない。連覇などは考えず、一戦一戦を戦うだけ」と今大会に向けての意気込みを語っている。

このほか、リー・ジジャ(マレーシア)、前回の世界選手権・銅メダルのラクシャ・セン(インド)など実力者がそろって白星をつかみ、2回戦に進出している。

▼注目選手結果(8月22日)

【男子シングルス】

アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)②〔13−21、21−15、21−●〕1●イゴール・コエリョ(ブラジル)

周天成(台湾)②〔21−15、15−21、21−15〕1●サイ・プラニース・B.(インド)64分

ジョナタン・クリスティ(インドネシア)②〔21−9、21−11〕0●トマ・ジュニア・ポポフ(フランス)34分

ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−16、21−12〕0●リュウ・ダレン(マレーシア)42分

ラクシャ・セン(インド)②〔21−12、21−11〕0●H・K・S・ヴィテンフス(デンマーク)35分

リー・ジジャ(マレーシア)②〔21−9、21−13〕0●ブライス・レベルデス(フランス)39分

石宇奇(中国)②〔22−20、21−10〕0●アデ・レスキー・ドゥイカオ(アゼルバイジャン)33分

ロー・ケンイゥ(シンガポール)②〔21−12、21−12〕0●パブロ・アビアン(ススペイン)29分

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

投稿日:2022/08/22
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