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【世界選手権2022】西本拳太がシードのデンマーク選手を撃破!<初日-男子シングルス>

8月22日、バドミントンの世界一を決めるBWF世界選手権2022(東京体育館)が開幕した。大会初日は各種目の1回戦が行なわれ、日本代表選手も多数出場。ここでは、男子シングルスに出場した西本拳太の試合結果とコメントをお伝えする。

【男子シングルス】

ノーシードの西本拳太(上写真)は、世界ランク3位で今大会のシード選手、アンダース・アントンセン(デンマーク)との勝負に挑んだ。第1ゲーム、リズムよく攻撃を続ける西本が14-7と大きくリードを広げる。「相手はケガあけということもあり、試合勘という面では有利だったので、第1ゲームの入り方を意識した」と西本。低い展開から仕掛ける相手の追い上げを振り切り、21-15で制した。

第2ゲームに入ると、攻勢を強めるアントンセンに対し西本も鋭いドライブや堅いレシーブで対抗。「相手の強打を防ぐというより、利用しながら」(西本)ラリーを続けると、15オールから5連続得点でマッチポイントを握る。アントンセンもそこから猛追を見せたが、最後は西本が21-19で逃げ切って勝利。難敵を下して1回戦を突破した。

【コメント】

西本 相手はケガ明けということもあり、試合勘の面では有利という気持ちはあったので、第1ゲームの入り方を意識しました。最初は飛ばないコートだったので、相手の低い展開に対処しながら、我慢することを徹底できたのかなと思います。

日本でやれていることが力になっているし、たくさんの声援の中でできる心地よさ、ありがたみが、(第2ゲームの終盤を)踏ん張らせてくれたのかなと思います。対策としては、相手の強打を防ぐというよりは、利用しながらできればと思っていました。でも、勝負がかかってくる最後のほうは、冷静な判断があまりできず、ああいう点差になったのかなと思います。

▼1回戦(8月22日)

西本拳太②〔21−15、21−19〕0●アンダース・アントンセン(デンマーク)61分

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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