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【世界選手権2022】常山は悔しい逆転負け「最後までコート感覚をつかみきれず、精神的に引いてしまった」<初日-男子シングルス>

8月22日、バドミントンの世界一を決めるBWF世界選手権2022(東京体育館)が開幕した。大会初日は各種目の1回戦が行なわれ、日本代表選手は男子シングルス、男子ダブルス、女子シングルスなどで1回戦に臨んでいる。ここでは男子シングルスの常山幹太の1回戦の結果をお伝えする。

【男子シングルス】

日本代表のトップバッターとして登場した常山幹太(上写真)は、世界ランキング34位のシットヒコム・タンマシン(タイ)に対し、幸先よく第1ゲームを奪ったものの、続く第2ゲームを失うと、ファイナルゲームも主導権を取り戻せぬまま逆転負け。「自分がコート感覚をつかめ切れなかったのに対し、相手のほうがコート感覚をつかんでギリギリに決めてきた。精神的に引いてしまった」と悔しい敗戦となった。

【コメント】

「1ゲーム目は(シャトルが)飛ばないコートだったのですが、2ゲーム目から飛ぶ風向きのコートになり、自分が迷ってしまう部分がありました。そこでしっかり後ろ(コート奥)を使っていれば2ゲーム目もしっかり主導権を握ることができ、勝てたと思うんですが、自分の中でコート感覚がつかめず、最後はずっと主導権を握られっぱなしになってしまった。そこが敗因かと思います。

体力的にはまだまだ動けたんですけど、日本開催ということで固くなってしまったり、コート感覚がつかみきれず、精神的に引いてしまったところがありました。

今はすごく悔しい気持ちでいっぱいです。昨年の東京オリンピックは無観客でしたが、今回有観客で開催するということで家族や友だちとか観に来てくれていたんですけど、自分の不甲斐ない姿を見せてしまい、申し訳ないです。しっかり気持ちを切り替えて来週に向けて準備をしていきたい。大阪は自分にとって第二の故郷。自信持って、自分のプレーをしたいです」

▼1回戦(8月22日)

●1〔21−13、16−21、13−21〕②シットヒコム・タンマシン(タイ) 76分

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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