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【世界選手権ヒストリー】日本の熱戦譜 女子シングルスの三谷美菜津が同種目37年ぶりのメダルをつかむ!<5>

8月22日から28日まで、バドミントンの世界一を決めるビッグイベントBWF世界バドミントン選手権2022(東京体育館)が開催される。同大会が日本で開催されるのは初めて。ここでは、第1回の世界選手権から出場している日本選手の活躍を、数回に分けて紹介。また、バドミントン・マガジンは第2回大会から世界選手権を取材をしており、その特集が組まれた号の表紙を合わせて掲載する。

第1回は こちら

第2回は こちら

第3回は こちら

第4回は こちら

【第5回】

2014年は日本が世界の中で大きな注目を集めた年だ。団体戦の世界一を決めるトマス杯で、日本男子が史上初となる優勝を達成。女子もユーバー杯で準優勝の好成績を残すなど、どちらもその後の躍進につなげる結果を残した。

その年の世界選手権は、デンマーク・コペンハーゲンで開催。勢いに乗る日本選手は、再び世界で躍動する。女子シングルスの三谷美菜津が、同種目では37年ぶりのベスト4に進出。3回戦で前年の女王・ラチャノック・インタノン(タイ)を退けると、準々決勝では韓国の成池鉉(スン・ジヒュン)をファイナル勝負の末に下し、準決勝に勝ち進んだ。日本勢初の決勝を賭けた戦いには敗れたが、女子シングルスでは第1回大会で銅メダルを獲得した湯木博恵以来となる、銅メダルをつかみとっている。

日本の女子シングルスでは久々の銅メダルとなった三谷(左から2人目)

同大会では、女子ダブルスの前田美順/垣岩令佳も銅メダルを獲得。前田は末綱聡子とのペアで11年大会でもベスト4入りを決めており、世界選手権では自身2つ目となるメダルを手に入れた。また、垣岩にとっては2012年のロンドン五輪銀メダル(ペアは藤井瑞希)以来となる、世界大会でのメダル。日本の女子ダブルスの強さをあらためて誇示する結果を残した。

★特別掲載
バドミントン・マガジン
世界選手権特集号・表紙アーカイブ

第20回/2013年
表紙(左):桃田賢斗

第21回/2014年
表紙(右):女子シングルス銅メダル
三谷美菜津(日本)

【チケット情報】

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文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BBM、BADMINTONPHOTO

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