8月22日から28日まで、バドミントンの世界一を決めるビッグイベントBWF世界バドミントン選手権2022(東京体育館)が開催される。同大会が日本で開催されるのは初めて。ここでは、第1回の世界選手権から出場している日本選手の活躍を、数回に分けて紹介。また、バドミントン・マガジンは第2回大会から世界選手権を取材をしており、その特集が組まれた号の表紙を合わせて掲載する。
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第2回は こちら
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【第4回】
2010年のフランス・パリ大会では、メダルこそ獲得できなかったものの、女子シングルスの廣瀬栄理子、女子ダブルスの末綱聡子/前田美順がベスト8に進出。また、男子シングルスの山田和司が、同種目で30年ぶりとなる8強入りを果たした。
朴柱奉氏が日本代表監督に就任する以前の国際大会では、主に女子の活躍が目立っていたが、同氏が指揮を執るようになってからは男子も着実に力をつけていく。世界選手権以外にも、国際大会で好結果を残す男子選手が増えはじめると、これまで強豪国と日本の間にあった大きな差が、どんどん縮まっていった。
2011年のイングランド・ロンドン大会は、翌年に開催を予定していたロンドン五輪の前哨戦という位置づけとなり、トップ選手らが結果を求めて挑む大会に。その中でメダルを手にしたのは、女子ダブルスの末綱聡子/前田美順だった。08年北京五輪4位の経験豊富なペアは、得意のレシーブを軸に連勝を重ねる。そして、前回、前々回大会で敗れている鬼門の準々決勝では、我慢の勝負を乗り越えて勝利。準決勝は優勝した中国ペアに屈したものの、日本にとっては2007年の坂本修一/池田信太郎、小椋久美子/潮田玲子以来のメダル獲得となった。
また、この大会では日本勢の活躍が目立ち、女子ダブルスは松尾静香/内藤真実、そして藤井瑞希/垣岩令佳がベスト8。男子シングルスでは、佐々木翔が日本史上4人目のベスト8入りを決めている。
★特別掲載
バドミントン・マガジン
世界選手権特集号・表紙アーカイブ
第18回/2010年
表紙(左):男子シングルス優勝
陳金(中国)
第19回/2011年
表紙(右):女子ダブルス銅メダル
末綱聡子(奥)/前田美順(日本)
【チケット情報】
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BBM