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【世界選手権ヒストリー】日本の熱戦譜 オグシオ&イケサカが日本の成長を示す銅メダルを獲得!<3>

8月22日から28日まで、バドミントンの世界一を決めるビッグイベントBWF世界バドミントン選手権2022(東京体育館)が開催される。同大会が日本で開催されるのは初めて。ここでは、第1回の世界選手権から出場している日本選手の活躍を、数回に分けて紹介。また、バドミントン・マガジンは第2回大会から世界選手権を取材をしており、その特集が組まれた号の表紙を合わせて掲載する。

第1回は こちら

第2回は こちら

【第3回】

2004年のアテネ五輪での惨敗をきっかけに、日本は本格的に代表強化に取り組む方向へと進む。それまでの日本代表は、主に企業チームの指導者が大会ごとに代表監督を務めていたが、その強化システムを変更。“ダブルスの神様”と言われ、オリンピックや世界選手権などで金メダルを獲得してきた韓国のスーパースター・朴柱奉(パク・ジュボン)氏を、日本代表の監督として招聘した。朴柱奉氏は、国際大会の前に代表合宿を行なってから遠征する流れを確立するなど、さまざまな改革に着手。選手が所属するチームの協力を得ながら、日本代表のレベルが少しずつ上がっていく。

その成果が目に見えるカタチとなって現れたのが、2007年のマレーシア・クアラルンプール大会だろう。男子ダブルスの坂本修一/池田信太郎、女子ダブルスの小椋久美子/潮田玲子がそれぞれ銅メダルをつかみとる。坂本/池田は日本男子として世界選手権初のメダル。準々決勝では、当時の世界ランキング2位だった地元のマレーシアペアを破っての快挙だった。また、女子ダブルスの小椋/潮田も、同種目3大会ぶりのメダルとなったが、準決勝では中国のトップペアに善戦するなど、日本の成長を示す結果を残している。

日本男子に世界選手権初のメダルをもたらした坂本(右)/池田。ドライブやノーロブなどの低い展開からポイントを重ね、上位ペアを下して栄光のメダルをつかんだ
“オグシオ”こと小椋/潮田(右)は、準々決勝での台湾ペアとの接戦を制してメダル獲得。準決勝も中国の強敵ペアにファイナルゲームに持ち込むなど、好勝負を演じている

★特別掲載
バドミントン・マガジン
世界選手権特集号・表紙アーカイブ

第14回/2005年
表紙(左):男子ダブルス優勝
トニー・グナワン/ハワード・バック(アメリカ)

第15回/2006年
表紙(右):男子シングルス優勝
林丹(中国)

第16回/2007年
表紙(左):日本男女ダブルス
坂本修一(左端)&池田信太郎、
小椋久美子(右端)&潮田玲子

第17回/2009年
表紙(右):男子シングルス優勝
林丹(中国)

【チケット情報】

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文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BBM

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