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【徳島インターハイ2022】2年連続春夏連覇へ柳井商工が好発進! 選抜準Vふたば未来学園も順当勝利<女子団体>

バドミントンのインターハイ(全国高校総体)が、7月24日に徳島県(吉野川市、徳島市、鳴門市)で開幕した。競技初日の24日は、団体戦の1回戦から3回戦までが実施され、男女ともにベスト8が出そろった。ここではアミノバリューホールと、とくぎんトモニアリーナで開催された女子のダイジェストをお伝えする。

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【女子ダイジェスト】

2年連続の春夏連覇を目指す柳井商工は、エースの明地陽菜(右)/田口真彩など各自が役割を果たして危なげなくベスト8入りを果たした

最初にベスト8入りを決めたのは、2年連続の春夏連覇をめざす柳井商工(山口)だった。2回戦から登場した柳井商工は、京都明徳(京都)に対して3−0と盤石の勝利を収めると、続く3回戦でも強豪・埼玉栄(埼玉)を相手に第1ダブルスの明地陽菜/田口真彩と、第2ダブルスの新見桃芭/日野石杏がいずれもストレート勝ち。その後、第1シングルスも制した柳井商工が3−0と快勝して準々決勝進出を決めた。「1、2回戦をストレートで終われたのは大きい。相手はチャンピオンチームと思って向かってくると思うので、自分は引かずにプレーしていきたい」(田口主将)。

また、選抜準優勝の第2シード・ふたば未来学園(福島)も、2回戦の米子北(鳥取)、3回戦の園田学園(兵庫)をともに3−0で撃破。U19ジュニアナショナルの石岡空来など、2年生が中心となるふたば未来だが、どの選手も全国での経験は豊富。主将の渡邊愛夕は「明日はどの試合も一人ひとりがみんなを信じて、チーム全員で笑顔で乗り切っていきたい」と意気込んだ。

ふたば未来学園は渡邊愛夕(左)/山北奈緒などが接戦を制して2試合とも3−0。大会2日目は王座奪還に挑む

一方で大激戦となったのは、諫早商(長崎)と作新学院(栃木)の3回戦だ。ダブルス1本ずつを分け合って迎えたシングルスでは、第1シングルスで諫早商の田中佐彩が水井寿々妃に対してファイナル15−16から逆転勝ち。対する作新学院は選抜個人単3位の遠藤美羽が、第2シングルスで星を奪い返して勝負は第3シングルスへ。この試合で、作新学院の須﨑沙織は第1ゲームを10本で落としたが、第2ゲームは18本、ファイナルゲームは激しいシーソーゲームを振り切って21−19。作新学院が大接戦を競り勝ってベスト8入りを果たした。

その他では、選抜3位の倉敷中央(岡山)と四天王寺(大阪)をはじめ、青森山田(青森)、日章学園(宮崎)、西武台千葉(千葉)、が準々決勝へと駒を進めている。

明日25日は、男女ともに団体戦の準々決勝から決勝までが行なわれる予定だ。

作新学院は第3シングルスまでもつれた諫早商との3回戦で、須﨑沙織がウイニングポイントをつかんでベスト8に進出した
青森山田は石川心菜(左)/清瀬璃子などダブルス陣がしっかりチームに勢いをつけて準々決勝に進出

◆女子団体初日(1~3回戦)の結果はこちら

<女子団体・準々決勝の対戦カード>

柳井商工(山口) ― 青森山田(青森)

日章学園(宮崎) ― 四天王寺(大阪)

倉敷中央(岡山) ― 西武台千葉(千葉)

作新学院(栃木) ― ふたば未来学園(福島)

★大会初日のフォトギャラリー 男子 / 女子

取材・文/吉井信行

写真/黒崎雅久

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