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【シンガポールオープン2022】奈良岡功大はギンティンに決勝で敗戦も上位大会で準優勝!<決勝戦結果>

7月17日に開催されたBWFワールドツアー・シンガポールOP(S500)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。

7月12日
初日結果

7月13日
2日目結果

7月14日
3日目結果

7月15日
準決勝結果

7月16日
準決勝結果

日本からは男子シングルスの奈良岡功大(上写真)が決勝の舞台に立った。対戦相手はインドネシアのエース、アンソニー・S・ギンティンだったが、試合は第1ゲームから接戦に。序盤はギンティンが12-6と先行したが、奈良岡も強打を返しながらポイントを奪って20オール。さらに21-20で奈良岡が先にゲームポイントをつかんだが、ギンティンに3連続ポイントを奪われ逆転を許す。第1ゲームは23-21でギンティンが先制した。

第2ゲームに入っても、奈良岡はギンティンのスピードに対抗。得意のネットプレーから好機をつくって一進一退の展開に持ち込んだ。しかし、後半の勝負所ではギンティンがペースをつかみ、14-16から一気に6連続得点。劣勢となった奈良岡はここから1点を返したものの、最後のポイントはギンティンが奪取。21-17で制したギンティンが優勝を飾り、奈良岡はSuper500以上の上位大会で初の準優勝を手にした。

インドネシア対決となった男子ダブルスは、カルナンド(上写真・右)/マーティンが好調のアルディアント/アルフィアンとの勝負をファイナルゲームの末に撃破。第1ゲームを9-21で奪われたカルナンド/マーティンだったが、2ゲーム以降は積極的に仕掛けて逆転に成功。先輩ペアを対したカルナンド/マーティンが、上位大会初優勝をつかんだ。また、女子ダブルスは、東京オリンピック金メダルのラハユとラマダハンディのペアが優勝。中国ペアを2-0のストレートで下し、マレーシアOPに続き今季2つ目のタイトルを獲得している。

女子シングルスはプサルラ・V.シンドゥ(インド)が中国の若手、王祉怡(ワン・ジーイ/中国)をファイナルゲーム15本で制して優勝。混合ダブルスはデチャポル(上写真・左)/サプシリー(タイ)が、東京オリンピック金メダリストの王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン)を下して頂点に立っている。

7月17日の決勝戦の結果は以下の通り。

【男子シングルス】

アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)②〔23−21、21−17〕0●奈良岡功大53分

アンソニー・S・ギンティン(右)は2020年1月のインドネシアマスターズ以来の優勝を飾った

【女子シングルス】

プサルラ・V.シンドゥ(インド)②〔21−9、11−21、21−15〕1●王祉怡(中国)58分

プサルラ・V.シンドゥは2019年世界選手権以来、久々のタイトル獲得

【男子ダブルス】

カルナンド/マーティン(インドネシア)②〔9−21、21−14、21−16〕1●アルディアント/アルフィアン(インドネシア)52分

【女子ダブルス】

ラハユ/ラマダハンティ(インドネシア)②〔21−14、21−17〕0●鄭雨/張殊賢(中国)39分

【混合ダブルス】

デチャポル/サプシリー(タイ)②〔21−12、21−17〕0●王懿律/黄東萍(中国)37分

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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