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【マレーシアオープン2022】桃田賢斗、保木&小林がストレート勝利で決勝に進出!<準決勝結果>

7月2日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアOP(Super750/クアラルンプール)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。

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男子シングルスの桃田賢斗(上写真)は、タイのホープ、クンラビット・ビティサランと対戦。2019年以来、2回目の対戦となった成長株に対し、桃田は第1ゲームから主導権を握ってリードをつかむ。14-10から6連続得点で差を広げた桃田が、21-11で先制した。

第2ゲームに入っても桃田が良い流れをキープ。序盤から9-1で大量リードすると、そのままペースを譲らず21-12で快勝。上位大会では、昨年11月のインドネシアマスターズ優勝時以来となる決勝進出を決めた。頂上決戦は、準決勝でジョナタン・クリスティ(インドネシア)をファイナル勝負の末に下したビクター・アクセルセン(デンマーク)と激突する。

男子ダブルスの保木卓朗(上写真・右)/小林優吾は、東京オリンピック銅メダリストのアーロン・チア/ソー・ウィーイク(マレーシア)と対戦。第1ゲームは接戦となった展開を保木/小林が先制。14-18とリードを奪われた日本ペアだったが、ここから18オールに持ち込むと、終盤の点の奪い合いを23-21で制した。第2ゲームはマレーシアペアの勢いが失速し、保木/小林が21-9で勝利。2-0のストレートで強敵を下し、決勝戦の切符をつかんだ。決勝は、インドネシアのアルディアント/アルフィアンと優勝をかけて争う。

女子ダブルスの松本麻佑(上写真・右)/永原和可那は、中国の鄭雨(ツェン・ユ)/張殊賢(ツァン・シューシャン/中国)と激突。今年の全英OP準優勝ペアに対し、第1ゲームを先制したのは松本/永原。12-9から一気に点差を広げて21-11とし、相手にプレッシャーをかける。

しかし、第2ゲームは気持ちを立て直した中国ペアが、ねばり強く戦って21-19。スコアを1-1のイーブンに戻し、勝負の行方はファイナルゲームに持ち越される。すると、第2ゲーム同様、どちらも主導権を譲らず 11オール。なんとか先行したい松本/永原だったが、ここから流れをつかんだ中国ペアが15-12とリード。松本/永原は食い下がるも点差はなかなか縮まらず、最後は鄭雨/張殊賢がそのまま21-17で振り切って勝利。松本/永原は5月のタイOP(S500)以来の決勝進出はならなかった。

そのほか、女子シングルスでは戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)と陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国/上写真)が激突。ファイナル勝負となった熱戦を制したのは陳雨菲。激しい競り合いを最後は21-15で制し、決勝の切符をつかんだ。もう一方の準決勝では、ラチャノック・インタノン(タイ)が中国の若手ホープ、王祉怡(ワン・ジーイ/中国)を2-0のストレートで退けて決勝に進出。久々の優勝に王手をかけた。

2日の結果、3日の決勝戦の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準決勝(7月2日)

桃田賢斗②〔21−11、21−12〕0●クンラビット・ビティサラン(タイ)42分

ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−15、20−22、21−11〕1●ジョナタン・クリスティ(インドネシア)71分

▼決勝(7月3日)

桃田賢斗 – ビクター・アクセルセン

【女子シングルス】

▼準決勝(7月2日)

ラチャノック・インタノン(タイ)②〔21−8、21−18〕0●王祉怡(中国)38分

陳雨菲(中国)②〔19−21、21−13、21−15〕1●戴資穎(台湾)68分

▼決勝(7月3日)

陳雨菲 – ラチャノック・インタノン

【男子ダブルス】

▼準決勝(7月2日)

アルディアント/アルフィアン(インドネシア)②〔21−14、21−12〕0●ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)37分

保木卓朗/小林優吾②〔23−21、21−9〕0●A・チア/ソー・WY(マレーシア)41分

▼決勝(7月3日)

保木卓朗/小林優吾 − アルディアント/アルフィアン

【女子ダブルス】

▼準決勝(7月2日)

ラハユ/ラマダハンティ(インドネシア)②〔21−14、22−20〕0●ジュン・ナユン/金ヘジョン(韓国)44分

鄭雨/張殊賢(中国)②〔11−21、21−19、21−17〕1●松本麻佑/永原和可那68分

▼決勝(7月3日)

ラハユ/ラマダハンティ − 鄭雨/張殊賢

【混合ダブルス】

▼準決勝(7月2日)

デチャポル/サプシリー(タイ)②〔23−21、19−21、21−14〕1●王懿律/黄東萍(陳雨菲(中国))

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−18、21−8〕0●クリスチャンセン/ボエ(デンマーク)31分

▼決勝(7月3日)

デチャポル/サプシリー – 鄭思維/黄雅瓊

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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