6月29日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアOP(Super750/クアラルンプール)2日目は、各種目1回戦の残りが行なわれた。
日本勢は女子シングルスの奥原希望(上写真)が、ドイツの一番手であるイボンヌ・リと対戦。奥原は第1ゲームを13本で先制すると、第2ゲームも9本に抑えて完勝。29分のスピード決着で2回戦に進出した。女子ダブルスの松本麻佑/永原和可那も、インドペアに2-0のストレート勝利を飾り、初戦を突破している。
男子は、ダブルスの保木卓朗/小林優吾が、台湾の2番手ペアと対戦した。第1ゲーム、先にリードを許した保木/小林が14-21で第1ゲームを奪われたものの、第2ゲームは15-12から連続ポイントで引き離し21-16。ファイナルゲームも中盤14-12と接戦となったが、最後は6連続ポイントなどで差を広げた保木/小林が勝利を飾り、2回戦に進出した。男子シングルスの桃田賢斗は、相手のキケンにより不戦勝で初戦を勝ち上がっている。
混合ダブルスは渡辺勇大(上写真・手前)/東野有紗、金子祐樹/松友美佐紀が登場したが、どちらもファイナルゲームの末に敗戦。渡辺/東野は最終ゲーム20オールの接戦を取りこぼし、悔しい初戦敗退となった。また、男子ダブルスの古賀輝/齋藤太一は、マレーシアのエースペアに0-2のストレート負けを喫している。
29日の結果、30日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(6月29日)
桃田賢斗 ○キケン● カンタフォン・ワンチョレン(タイ)
▼2回戦(6月30日)
桃田賢斗 – 伍家朗(香港)
西本拳太 − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)
【女子シングルス】
▼1回戦(6月29日)
奥原希望②〔21−13、21−9〕0●イボンヌ・リ(ドイツ)29分
▼2回戦(6月30日)
奥原希望 – アイリス・ワン(アメリカ)
【男子ダブルス】
▼1回戦(6月29日)
古賀輝/齋藤太一●0〔18−21、19−21〕②A・チア/ソー・WY(マレーシア)42分
保木卓朗/小林優吾②〔14−21、21−16、21−13〕1●盧敬堯/楊博涵(台湾)60分
▼2回戦(6月30日)
保木卓朗/小林優吾 – マウラナ/フィクリ(インドネシア)
【女子ダブルス】
▼1回戦(6月29日)
松本麻佑/永原和可那②〔21−11、21−14〕0●バート/ガータム(インド)29分
▼2回戦(6月30日)
志田千陽/松山奈未 – ラハユ/ラマドハンティ(インドネシア)
松本麻佑/永原和可那 – プティタ/スピッサラ(タイ)
【混合ダブルス】
▼1回戦(6月29日)
渡辺勇大/東野有紗●1〔21−15、17−21、20−22〕②クリスチャンセン/ボエ(デンマーク)62分
金子祐樹/松友美佐紀●1〔16−21、21−14、10−21〕②チェンYJ/シオウ(マレーシア)54分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO