6月21日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。前週に行なわれたインドネシアOP(Super1000)の結果が反映され、上位に入った選手・ペアがポイントを加えている。ここではダブルス3種目を紹介する。
【男子ダブルス】
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ギデオン(上写真・左)/スカムルヨ(インドネシア)が、唯一の11万ポイント超えで1位をキープ。2位の保木卓朗/小林優吾と、3位のセティアワン/アッサン(インドネシア)との差は、155ポイントとわずか。4位の王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リーヤン/台湾)までが10万ポイントを超えている。
インドネシアOPベスト8のクスマワルダナ/ランビタン(インドネシア)が、2ランクアップの14位に浮上。インドネシアは7位にアルディアント/アルフィアンが入っており、15位以内に4ペアとなった。
日本勢の2番手はA代表の古賀輝/齋藤太一(22位)、3番手に竹内義憲/松居圭一郎(31位)が続く。
【女子ダブルス】
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陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)が、唯一の11万ポイント台で1位を独走。インドネシアOP準優勝の福島由紀(上写真・左)/廣田彩花が2ランクアップで2位につけている。2位の福島/廣田と、3位の李紹希(イ・ソヒ)/申昇瓚(シン・ソンチャン/韓国)との差は1011ポイント、3位と4位の金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン/韓国)との差は555ポイント。2〜4位の争いは熾烈だ。
5位につけるのは、インドネシアOP優勝の志田千陽/松山奈未。2ランクアップの5位となり、6位の松本麻佑/永原和可那と入れ替わる形で、日本勢2番手に浮上した。といっても、その差は460ポイント。こちらも熾烈な争いとなっている。さらに、4番手の中西貴映/岩永鈴は19位。A代表4ペアがしっかり20位以内に入っている。
【混合ダブルス】
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インドネシアOP優勝の鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン/中国)が、久々の1位(11万6252ポイント)に返り咲き。2位のデチャポル/サプシリー(タイ)を852ポイント上回った。3位は渡辺勇大/東野有紗。順位は変わらないが、インドネシアOP準優勝のポイントを加えている。混合ダブルスは、4位の王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン/中国)までが10万ポイント超えだ。
日本勢2番手は16位の金子祐樹/松友美佐紀。3番手の山下恭平/篠谷菜留は1ランクアップの30位となっている。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO