6月23日、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)は、JAPAN SPORTS OLYMPIC SQUAREにおいて、TEAM JAPANシンボルアスリート・ネクストシンボルアスリート認定式を行なった。
シンボルアスリートは、TEAM JAPANを代表する存在であり、誰もが憧れるアスリートの象徴としてJOCが認定。また、ネクストシンボルアスリートは、オリンピックやその他国際大会で活躍し、次世代の日本スポーツ界をけん引していく若手アスリートの中から選ばれている。いずれもオリンピック・ムーブメント推進事業およびマーケティング活動に協力していく。
バドミントン競技では、シンボルアスリートに桃田賢斗(NTT東日本)、ネクストシンボルアスリートに郡司莉子(再春館製薬所)が選ばれた。桃田は現在、海外遠征中だが、郡司は認定式に出席した。
認定式では、JOCの山下泰裕会長、星野一朗専務理事より、東京五輪後にJOCが永続的に追い求めていくビジョン「スポーツの価値を守り、創り、伝える」について語られた。スポーツ界が一丸となって平和でよりよい社会づくりにスポーツを役立て、このビジョンを実現するためにJOCでは「オリンピズムが浸透している社会の実現」「憧れられるアスリートの育成」「スポーツで社会課題の解決に貢献」という3つの活動指針を定めている。
今回、新たに活動指針に定められた「スポーツで社会課題の解決に貢献」に関しては、登壇したシンボルアスリートたちが現在取り組んでいる社会課題への活動や、個々に直面している社会課題などについて話す場面もあった。
なお、TEAM JAPANシンボルアスリートおよびネクストシンボルアスリートは下記の通り。
【TEAM JAPAN シンボルアスリート】
サニブラウン・アブデル・ハキーム(陸上競技)、渡部暁斗(スキー/ノルディック複合)、石川祐希(バレーボール)、橋本大輝(体操/体操競技)、小平奈緒(スケート/スピードスケート)、髙木美帆(スケート/スピードスケート)、宇野昌磨(スケート/フィギュアスケート)、金城梨紗子(レスリング)、見延和靖(フェンシング)、阿部一二三(柔道)、阿部詩(柔道)、上野由岐子(ソフトボール)、桃田賢斗(バドミントン)
【TEAM JAPAN ネクストシンボルアスリート】
柳田大輝(陸上競技)、本田灯(水泳/競泳)、北園丈琉(体操/体操競技)、東藤なな子(バスケットボール)、河辺愛菜(スケート/フィギュアスケート)、森重航(スケート/スピードスケート)、伊藤麻琴(アイスホッケー)、藤波朱理(レスリング)、木原美悠(卓球)、古賀若菜(柔道)、上野優佳(フェンシング)、郡司莉子(バドミントン)、平野優芽(ラグビーフットボール)、谷井菜月(スポーツクライミング)、小林誠也(リュージュ)、青木勇貴斗(スケートボード)
取材・文/バドミントン・マガジン編集部