6月21日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。前週に行なわれたインドネシアOP(Super1000)の結果が反映され、上位に入った選手・ペアがポイントを加えている。
【男子シングルス】
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インドネシアOP優勝のビクター・アクセルセン(デンマーク/上写真)が12万1606ポイントで1位を独走。2位につける桃田賢斗との差が、1万ポイント以上に開いた。2位の桃田と3位のアンダース・アントンセン(デンマーク)の差は変わらず。こちらは、1万4000ポイント以上開いている。
日本勢の2番手以降は、常山幹太(14位)、西本拳太(20位)に、日本ランキングサーキット優勝後、A代表に昇格した奈良岡功大(42位)、A代表の座を守り、全日本実業団で活躍した渡邉航貴(46位)が続く。
【女子シングルス】
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世界女王の山口茜(上写真)が1位をキープ。インドネシアOP優勝の戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)が11万ポイント台に乗せ、山口との差を318ポイントと詰めている。また、3位のアン・セヨン(韓国)、4位の陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)との差も147ポイントと、こちらも僅差での争いが続いている。女子シングルスは、5位のキャロリーナ・マリーン(スペイン)までが10万ポイント台。6位の奥原希望は、少しずつ差を詰めていきたいところだ。
インドネシアOP準優勝の王祉怡(ワン・ジンーイ/中国)が1ランクアップの13位。髙橋沙也加が入れ替わる形で14位に後退した。
大会のなかったB代表は順位もポイントも変わらず。日本ランキングサーキット優勝後、A代表に昇格した大堀彩(28位)、同準優勝の川上紗恵奈(37位)が続き、A代表の髙橋明日香(53位)、B代表の仁平菜月(60位)が追う。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO