6月8日に開催されたBWFワールドツアー・インドネシアマスターズ(ジャカルタ/Super500)2日目は、各種目1回戦が行なわれた。日本代表は男子シングルス、女子ダブルスを除く3種目に登場した。
混合ダブルスの予選を突破して本戦1回戦を戦った緑川大輝/齋藤夏は、マレーシアのベテラン、タン・キアンメン/ライ・ペイジンと対戦。第1ゲームを8本で失った緑川/齋藤だったが、第2ゲームを21-19で奪い返すと、ファイナルゲームも接戦を展開。最後は21-17で制し、難敵をクリアした。
3選手が1回戦に挑んだ女子シングルス。5月のユーバー杯で韓国の優勝に貢献したシム・ユジンと対戦した川上紗恵奈は、第1ゲーム20オールとなった接戦を24-22で制すと、続く第2ゲームは21-14で勝利。強敵を退けて2回戦に進出した。大堀彩は、中国選手とのファイナル勝負に敗戦。予選から勝ち上がった髙橋明日香は、タイのポンパウィ・チョチュウォンに第1ゲーム18-21と迫ったが、第2ゲームは8本に抑えられて2回戦進出はならなかった。
8日の結果、9日の対戦カードは以下の通り。
【女子シングルス】
▼1回戦(6月8日)
川上紗恵奈②〔24−22、21−14〕0●シム・ユジン(韓国)40分
大堀彩●1〔21−13、15−21、9−21〕②韓悦(中国)57分
髙橋明日香●0〔18−21、8−21〕②ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)41分
▼2回戦(6月9日)
川上紗恵奈 – リーネ・フォウマーク・カエスフェルト(デンマーク)
【男子ダブルス】
▼1回戦(6月8日)
小野寺雅之/岡村洋輝●0〔15−21、21−23〕②王昶/樑偉鏗(中国)42分
【混合ダブルス】
▼1回戦(6月8日)
緑川大輝/齋藤夏②〔8−21、21−19、21−17〕1●タンKM/ライPJ(マレーシア)55分
▼2回戦(6月9日)
緑川大輝/齋藤夏 − スパク/スピッサラ(タイ)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO