5月17日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。トマス杯、ユーバー杯のポイントが加算され、若干の順位およびポイントの変動があった。
【男子シングルス】
男子シングルスの順位は こちら
上位陣に順位変動はなし。1位のビクター・アクセルセン(デンマーク)、2位の桃田賢斗(上写真)が、それぞれポイントを加えて11万超え。3位のアンダース・アントンセン(デンマーク)、4位の周天成(台湾)が9万ポイント台で続く。
トマス杯初優勝のインドは、第1シングルスを担ったラクシャ・センが9位。順位はそのままながらポイントは加えた。スリカンス・キダムビ(インド)は11位をキープ。
日本勢は常山幹太が14位、西本拳太が20位。トマス杯メンバーからは外れたが、A代表の渡邉航貴が43位をキープ。B代表ながらトマス杯で第3シングルスなどを務めた奈良岡功大は、少しポイントを加えたものの、48位のままだった。
【女子シングルス】
女子シングルスの順位は こちら
1位を守った山口茜(上写真)が、女子シングルスで唯一の11万ポイント超えを果たした。とはいえ、2位の戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)との差は2118ポイントと僅差だ。続く3位は、ユーバー杯優勝の韓国のエース、アン・セヨン。準優勝だった中国のエース、陳雨菲(チェン・ユーフェイ)と入れ替わった。
5位につけているのが、欧州女王のキャロリーナ・マリーン(スペイン)。女子シングルスは、5位のマリーンまでが10万ポイント超え。6位の奥原希望が9万6560ポイントなので、少し差が開いた状態だ。
日本勢は、ユーバー杯キャプテンを務めた髙橋沙也加が13位。B代表の大堀彩(28位)に、ユーバー杯出場を果たした川上紗恵奈がポイントを加え、1ランクアップの41位となっている。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO