5月17日にBWFワールドツアー・タイOP(バンコク・S500)が開幕した。前週のトマス杯・ユーバー杯に出場した日本代表の多くが参戦。大会初日は各種目の予選リーグ、本戦1回戦が行なわれ、日本勢は男女ダブルス1回戦に出場した多くのペアが白星をつかんでいる。
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男子ダブルスは、先週のトマス杯に出場した3ペアが白星発進。保木卓朗/小林優吾(上写真・左)は2016年リオ五輪銀メダリストで、新たなペアと出場しているゴー・V・シェムとロー・ジュアン・シェムを相手に2-1で勝利。古賀輝/齋藤太一、竹内義憲/松居圭一郎も、それぞれ接戦を制して2回戦に進出した。
女子ダブルスは、福島由紀/廣田彩花、松本麻佑(上写真・右)/永原和可那、志田千陽/松山奈未の3ペアが初戦を突破。福島/廣田、松本/永原は格下ペアに2-0で快勝。志田/松山は、中国の杜玥(ドゥ・ユエ)/李汶妹(リー・ウェンメイ)に第1ゲームを奪われる展開も、そこから第2、3ゲームを取り返して逆転勝利を飾った。中西貴映/岩永鈴は、韓国ペアとの1時間20分の大接戦に敗れ、2回戦進出はならなかった。
5月17日の結果は以下の通り。
【男子ダブルス】
▼1回戦(5月17日)
古賀輝/齋藤太一②〔22−20、21−19〕0●バットナガー/サイ・プラスー(インド)42 分
保木卓朗/小林優吾②〔18−21、21−12、21−11〕1●ゴーVS/ローJS(マレーシア)
竹内義憲/松居圭一郎②〔21−17、14−21、21−19〕1●グタマ/イスファーニ(インドネシア)61分
【女子ダブルス】
▼1回戦(5月17日)
福島由紀/廣田彩花②〔21−10、21−11〕0●チャシニー/ジェニチャ(タイ)27分
中西貴映/岩永鈴●1〔23−25、21−15、17−21〕②ジュン・ナユン/キム・ヘジョン(韓国)80分
松本麻佑/永原和可那②〔21−14、21−18〕0●胡綾芳/林筱閔(台湾)32分
志田千陽/松山奈未②〔18−21、21−15、21−10〕1●杜玥/李汶妹(中国)61分
【男子シングルス】
▼1回戦(5月18日)
桃田賢斗 – 趙俊鵬(中国)
渡邉航貴 – マッズ・クリストフェルセン(デンマーク)
奈良岡功大 – ラスムス・ゲンケ(デンマーク)
西本拳太 – 李詩灃(中国)
【女子シングルス】
▼1回戦(5月18日)
山口茜 – ブサナン・ンバルンパン(タイ)
髙橋沙也加 – シム・ユジン(韓国)
奥原希望 − 許玟琪(台湾)
【混合ダブルス】
▼1回戦(5月18日)
渡辺勇大/東野有紗 – ラチャポル/ジェニチャ(タイ)
金子祐樹/松友美佐紀 – レッディ/ポンナッパ(インド)
山下恭平/篠谷菜留 − ラジュ/ジャマルディーン(インド)
文/バドミントン・マガジン編集部