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すでに予選リーグ2連勝で決勝トーナメント進出を決めている日本。最終戦のインドネシアに勝てば1位通過が決まるだけに、決勝トーナメントの戦いを考えると負けられない勝負。その第1シングルスは、これまで2連勝中の山口茜(上写真)が登場したが、まさかのストレート負けを喫する。「風の影響でシャトルの飛ぶ、飛ばないがはっきりしていて、その対応に自分がうまくできなかった」と山口。3試合目にして、日本選手が初めて黒星をマークした。
しかし、ここで崩れないのが日本の強さ。第1ダブルスに起用された志田千陽/松山奈未はファイナルゲームに持ち込まれる展開となったが、最後はしっかり振り切って2-1で勝利。チームの勝敗を1-1のイーブンに戻すと、第2シングルスの髙橋沙也加が9本、5本で圧倒し、流れを日本に引き寄せる。すると、第2ダブルスの福島由紀/松本麻佑(上写真・手前)が、2-0で勝利をもぎとり日本の勝利が確定。第3シングルスの郡司莉子も、第2ゲームで20オールとなった接戦を制して、日本が4-1でインドネシアを退けた。
日本はこの勝利でグループAの首位通過が決定。試合後に行なわれた決勝トーナメントの組み合わせ抽選では、日本は準々決勝で台湾との対戦が決定。台湾に勝利すれば、準決勝で韓国VSデンマークの勝者と激突する組み合わせとなった。
11日の日本の結果は以下の通り。
ユーバー杯・予選リーグ
▼グループA・第3戦
日本(3勝)4-1 インドネシア(2勝1敗)
WS1●山口茜●0〔19−21、19−21〕②ビルキス・プラシスタ35分
WD1○志田千陽/松山奈未②〔21−16、18−21、21−15〕1●ママヒット/ナディア66分
WS2○髙橋沙也加②〔21−9、21−5〕0●タサヤ・ファラナイラ28分
WD2○福島由紀/松本麻佑②〔21−14、21−15〕0●マヤサリ/ミアントロ37分
WS3○郡司莉子②〔21−12、24−22〕0●シチ・サラー・アザーラ36分
ユーバー杯・決勝トーナメント
▼準々決勝(5月12日)
日本(A組1位)− 台湾(B組2位)
韓国(D組1位)− デンマーク(C組2位)
タイ(C組1位)− インド(D組2位)
中国(B組1位)− インドネシア(A組2位)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO