【トマス杯&ユーバー杯2022】ヨーロッパ王者のデンマークがフランスとの欧州対決を制す!<3日目結果>

510日に開催されたバドミントンの世界一を決める国・地域別対抗戦トマス杯&ユーバー杯2022(タイ・バンコク)3日目は、男子ト杯、女子ユ杯ともに予選リーグが行なわれた。

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トマス杯は予選リーグ・グループBの中国とデンマークがそれぞれ白星を獲得。欧州対決となったデンマークとフランスの勝負は、東京五輪・男子シングルス金メダリストのビクター・アクセルセンや、世界ランク3位のアンダース・アントンセン(上写真)らがそれぞれ2-0で快勝。総合力で安定感を見せるデンマークが、パリ五輪に向けて戦力強化を図るフランスを圧倒して、ヨーロッパ王者の実力を示した。中国は格下のアルジェリアを寄せ付けず、5-0で勝利を飾った。

トマス杯のグループDは、日本がイングランドに5-0で勝利。マレーシアはアメリカに対してリー・ジジャ、アーロン・チア/ソー・ウィーイクといった主力を温存しながら5-0で快勝し、リーグ2勝目を獲得している。

ユーバー杯は、グループBが予選リーグ第3戦を行ない、中国と台湾が激突。陳雨菲(チェン・ユーフェイ)や陳清晨(チェン・チンチェン/上写真・左)/賈一凡(ジャ・イーファン)といったトップ選手らを配した中国が、台湾を5-0で圧倒して勝利を飾り、リーグ首位通過を決めた。

グループDは韓国とインドがそれぞれ4-1で勝利。韓国はアン・セヨン、金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン)らが順当に白星を獲得。インドもトップシングルスのプサルラ・V.シンドゥが白星を手にし、チームの勝利に貢献している。

ユーバー杯・グループCのタイは、エースのラチャノック・インタノンらの活躍でデンマークに勝利。リーグ3連勝で予選1位とし、決勝トーナメント進出を決めた

10日の予選リーグの結果は以下の通り。

トマス杯・予選リーグ

▼グループB

デンマーク(2勝)5-0 フランス(2敗)

中国(2勝)5−0 アルジェリア(2敗)

※中国とデンマークが決勝トーナメントに進出

▼グループD

日本(2勝)5-0イングランド(2敗)

マレーシア(2勝)5-0アメリカ(2敗)

※日本とマレーシアが決勝トーナメントに進出

ユーバー杯・予選リーグ

▼グループA

日本(2勝)5−0 フランス(2敗)

インドネシア(2勝)5−0 ドイツ(2敗)

※日本とインドネシアが決勝トーナメントに進出

▼グループB

中国(3勝)5−0 台湾(2勝1敗)

スペイン(1勝2敗)4−1  オーストラリア(3敗)

※中国と台湾が決勝トーナメントに進出

▼グループC

タイ(3勝)5−0 デンマーク(2勝1敗)

マレーシア(1勝2敗)5-0 エジプト(3敗)

※タイとデンマークが決勝トーナメントに進出

▼グループD

韓国(2勝)4−1 カナダ(2敗)

インド(2勝)4-1 アメリカ(2敗)

※韓国とインドが決勝トーナメントに進出

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2022/05/11
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