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前半のセッションで勝利を収めた女子同様、初戦からオーダーを替えて臨んだ日本男子。第1シングルスには今大会最初の試合となった桃田賢斗(上写真)が登場し、イングランドのトビー・ペンティを2-0のストレートで撃破。第1ゲームこそ「出だしで満足いくプレーができなかった」と振り返った桃田だが、第2ゲームは7連続得点などで相手を振り切り、きっちり白星を獲得した。
続く第1ダブルスは、世界王者の保木卓朗と渡辺勇大(上写真・右)がペアを組んで登場。前回大会の準決勝・中国戦でも起用されている二人は、第1ゲームこそ12-21で落としたものの、第2ゲームはしっかり修正。11本で制してファイナルゲームに持ち込むと、最後も9本に抑えて勝利を飾った。
これで2連勝とした日本は、第2シングルスの常山幹太が1ゲーム目を失ったものの、その後はしっかり逆転して日本が3勝目を獲得。チームの勝利が決まると、2試合連続出場となった古賀輝/齋藤太一、奈良岡功大が白星を手にし、日本がアメリカ戦に続き5-0で勝利。同組のマレーシアもリーグ2勝目を手にしたことで、日本とマレーシアが決勝トーナメント進出を決めている。
明日11日は、予選リーグ・最終戦の相手となるマレーシアと、リーグ1位通過をかけて激突する。
10日の日本戦の結果は以下の通り。
トマス杯・予選リーグ
グループD・第2戦
日本(2勝)5-0 イングランド(2敗)
MS1○桃田賢斗②〔21−18、21−11〕0●トビー・ペンティ40分
MD1○保木卓朗/渡辺勇大②〔12−21、21−11、21−9〕1●レーン/ベンディ58分
MS2○常山幹太②〔13−21、21−12、21−9〕1●ジョニー・トルセン56分
MD2○古賀輝/齋藤太一②〔21−13、21−9〕0●ヘミング/スタールウッド31分
MS3○奈良岡功大②〔21−6、21−7〕0●シド・パラカール28分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO