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【トマス杯&ユーバー杯2022】日本女子がフランスを下し予選リーグ2連勝!決勝トーナメントの切符を獲得!<3日目/日本ユ杯>

510日に開催されたバドミントンの世界一を決める国・地域別対抗戦トマス杯&ユーバー杯2022(タイ・バンコク)3日目は、男子ト杯、女子ユ杯ともに予選リーグが行なわれた。日本女子は予選リーグ第2戦・フランスとの勝負に挑み、5-0で快勝。リーグ2連勝でインドネシアとのリーグ最終戦を待たずに、決勝トーナメント進出を決めている。

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初日のドイツ戦を圧倒した日本は、第1シングルスの山口茜以外は、初戦からオーダーを大きく変更。ダブルスには福島由紀/廣田彩花と、松友美佐紀/松本麻佑のペアを起用。第2シングルスには、髙橋沙也加(上写真)と郡司莉子を配した。

すると、日本勢はここでも優勝候補としての実力の発揮。第1シングルスの山口は、第1ゲーム、第2ゲームともに一桁台に抑えて勝利を飾ると、第1ダブルスの福島/廣田も、9本、12本のストレート勝利でチームに2つ目の勝ち星をもたらす。その後も、第2シングルスの髙橋が2-0で圧倒。松友/松本、ユ杯初出場の郡司莉子らが連勝し、日本が5-0でフランスを完封。ヨーロッパの強豪国であるドイツ、フランスを立て続けに破り、リーグ2連勝を飾った。

4月のアジア選手権で上位進出を果たしている福島(右)/廣田が、しっかり白星を獲得

この試合でチームの勝利を決めた第2シングルスの髙橋主将は、「勝負は明日(インドネシア戦)だと思っているので、しっかりみんなで戦えるように準備をしたいです」と意気込みを語る。また、2018年以来の優勝に向けては、「(2021年の)前回大会では、決勝で中国に負けてみんな悔しい思いをしている。その気持をぶつけていきたいし、この体育館で優勝をしているので、もう一度ここで優勝したいです」と、ユ杯奪還に向けて一丸となって戦う姿勢を強調した。

日本女子は明日11日、グループAの難敵・インドネシアと対戦。両チームとも2連勝で決勝トーナメント進出を決めており、リーグの首位通過をかけて激突する。

10日の日本戦の結果は以下の通り。

ユーバー杯・予選リーグ

▼グループA・第2戦
日本(2勝)5-0 フランス(2敗)

WS1○山口茜②〔21−6、21−8〕0●リオニー・フウェット25分

WD1○福島由紀/廣田彩花②〔21−9、21−12〕0●ランベール/エリアウ42分

WS2○髙橋沙也加②〔21−7、21−8〕0●イエール・ホーヤックス26分

WD2○松友美佐紀/松本麻佑②〔21−14、21−13〕0●バレット/ベルセロット34分

WS3○郡司莉子②〔21−16、21−17〕0●エミリー・ドーアン36分

ユーバー杯・初出場の郡司莉子も2-0で勝利

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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