バドミントンの世界一を決める国・地域別対抗戦トマス杯&ユーバー杯2022が、5月8日にタイ・バンコクで開幕した。前回大会は、新型コロナウイルスの影響により1年以上の延期を経て、昨年10月に開催。男子のトマス杯はインドネシアが19年ぶり14回目の戴冠。ユーバー杯は、中国が4年ぶり15回目の優勝を飾った。日本勢は女子が準優勝、男子はベスト4の成績を残している。
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大会初日はト杯ユ杯の予選リーグが実施され、ユ杯の第1シードである日本女子が、リーグ初戦でドイツと対戦した。第1シングルスには、世界女王の山口茜(上写真)が起用され、ドイツのエース、イボンヌ・リを21−17、21−19に抑えて勝利。第1ダブルスは松本麻佑/永原和可那が出場し、格下のエフラー/モスツェニスキを2−0のストレートで退けた。
連勝を飾った日本は、第2シングルスの奥原希望、第2ダブルスの志田千陽/松山奈未(上写真・左)がそれぞれ白星をつかみ勝利が確定。第3シングルスに起用された川上紗恵奈もきっちり勝利をもぎとり、日本女子は5-0でドイツを下して、予選リーグを白星発進とした。
8日に行なわれた日本女子の結果は以下の通り。
ユーバー杯・予選リーグ
▼グループA
日本(1勝)5-0ドイツ(1敗)
WS1○山口茜②〔21−17、21−19〕0●イボンヌ・リ36分
WD1○松本麻佑/永原和可那②〔21−11、21−12〕0●エフラー/モスツェニスキ34分
WS2○奥原希望②〔21−7、21−8〕0●アン・カスリン・スポーリ26分
WD2○志田千陽/松山奈未②〔21−17、21−15〕0●ヤガー/ミハルスキ35分
WS3○川上紗恵奈②〔21−6、21−12〕0●セリン・フップシュ27分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO