4月25日から30日まで欧州選手権(スペイン・マドリード)が開催された。ヨーロッパ王者を決めるこの大会は、2020年こそ新型コロナの影響で中止となったが、2021年は実施。昨年に続く開催となった。
男子シングルスは、2021年東京オリンピック王者のビクター・アクセルセン(デンマーク/上写真)が、前回優勝のアンダース・アントンセン(デンマーク)との決勝戦を制して優勝。女子シングルスは、ヒザのケガなどで長期離脱をしていたキャロリーナ・マリーン(スペイン)が、1年ぶりの参戦となった国際大会で見事復活優勝を果たしている。
男子ダブルスはドイツのラムスフス/ザイデルが優勝。女子ダブルスはG・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)が連覇を達成した。混合ダブルスはラムスフス/ロハウ(ドイツ)が制し、ラムスフスは男子ダブルスと合わせて2冠を達成している。
準決勝、決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼準決勝
ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−10、21−11〕0●ミシャ・ジルベルマン(イスラエル)27分
アンダース・アントンセン(デンマーク)②〔21−16、19−21、21−15〕1●トマ・J・ポポフ(フランス)71分
▼決勝
ビクター・アクセルセン②〔21−17、21−15〕0●アンダース・アントンセン43分
【女子シングルス】
▼準決勝
キャロリーナ・マリーン(スペイン)②〔21−14、21−13〕0●ネスリハン・イギット(トルコ)42分
カースティ・ギルモア(スコットランド)②〔21−19、19−21、21−10〕1●ミア・ブリックフェルト(デンマーク)65分
▼決勝
キャロリーナ・マリーン②〔21−10、21−12〕0●カースティ・ギルモア42分
【男子ダブルス】
▼準決勝
ドゥーン/ホール(スコットランド)②〔21−10、22−20〕0●ジルエ/ファン・デル・レコック(オランダ)28分
ラムスフス/ザイデル(ドイツ)②〔23−21、21−17〕0●レーン/ベンディ(イギリス)39分
▼決勝
ラムスフス/ザイデル②〔21−17、21−16〕0●ドゥーン/ホール36分
【女子ダブルス】
▼準決勝
G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)②〔21−11、21−12〕0●マグランド/ラヴィン(デンマーク)33分
ロハウ/エフラー(ドイツ)②〔20−22、21−15、22−20〕1●トゥーグセン/フォウガード(デンマーク)80分
▼決勝
G・ストエワ/S・ストエワ②〔21−14、21−10〕0●ロハウ/エフラー35分
【混合ダブルス】
▼準決勝
ラムスフス/ロハウ(ドイツ)②〔12−21、21−16、21−17〕1●ミケルソン/ソビー(デンマーク)58分
ジケル/デリュー(フランス)②〔21−19、21−15〕0●タベリング/ピキ(オランダ)37分
▼決勝
ラムスフス/ロハウ②〔16−21、22−20、21−16〕1●ジケル/デリュー73分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO