【世界ランキング】桃田賢斗、山口茜は2位をキープ!奈良岡功大は日本4番手に浮上!<男女シングルス>

4月19日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。日本勢は、韓国マスターズ(S300)で結果を残したB代表が大きく順位を上げている。

【男子シングルス】

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1位は3月の全英OPを制している王者、ビクター・アクセルセン(デンマーク/上写真)。同世代の桃田賢斗が2位をキープしている。この二人が11万ポイント台。3位のアンダース・アントンセン(デンマーク)、4位の周天成(台湾)は9万ポイント台と、かなり差が開いている。日本勢2番手の常山幹太(14位)と3番手の西本拳太(20位)も、7000ポイント以上の差。国際大会が再開される流れの中、1試合1試合の重要性が増している。

日本勢で順位を上げたのは、17日に決勝が行なわれた韓国マスターズで準優勝を果たした奈良岡功大。2ランクアップの45位となり、A代表の渡邉航貴(46位)を抜いた。しかし、その差はわずか121ポイント。トマス杯メンバーに選ばれたB代表の奈良岡が、ここから差を広げていけるか。また、奈良岡と同じB代表では、メキシコICで優勝した古賀穂が、26ランクアップの108位と一気に順位を上げてきた。パリ五輪をめざす世代の好調ぶりが頼もしい。

韓国マスターズで好成績を残した奈良岡功大は日本の4番手に浮上

【女子シングルス】

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上位陣に順位変動なく、1位=戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)、2位=山口茜(上写真)、3位=陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)、4位=アン・セヨン(韓国)が10万ポイント超え。1位と4位のポイント差が7747というデッドヒートが続く。5位につけている奥原希望は、まず10万ポイント台に乗せていきたい。

日本勢は、大堀彩が1ランクダウンの27位。韓国OP(S500)ベスト8の川上紗恵奈は順位変わらず42位。韓国マスターズ(S300)ベスト8の髙橋明日香が、3ランクアップの47位と順位を上げている。

B代表が派遣されたメキシコICのポイントも加算され、準優勝の仁平菜月が13ランクアップの54位。ベスト4の大家夏稀が24ランクアップの94位。さらに、ベスト8の水井ひらりが10ランクアップの96位、優勝した郡司莉子が29ランクアップの126位と、それぞれ大幅に順位を上げている。郡司はユーバー杯メンバーに抜擢されており、出場機会があれば、さらに順位が上がるだろう。まずは、100位以内をめざしていきたい。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2022/04/22
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