5月8日から15日まで開催される世界国・地域別対抗戦トマス杯&ユーバー杯(タイ・バンコク)の日本代表選手発表が、4月12日にオンライン会見で行なわれた。
※4月21日付で、追加メンバーが発表
トマス杯に出場する男子は、世界ランク2位の桃田賢斗、2021年世界選手権王者の保木卓朗/小林優吾らが選出された。女子も世界女王の山口茜、奥原希望、福島由紀/廣田彩花、志田千陽/松山奈未などが選ばれている。日本A代表が中心となるメンバー構成だが、男子は前回に引き続き、若手の奈良岡功大が選ばれ、女子はB代表の郡司莉子が初選出されている。
日本代表・朴柱奉監督は「男女ともに昨年以上の成績を残したい。男子はグループリーグで対戦するマレーシアが勝負の試合となるが、ここを1位で通過して、決勝トーナメントではインドネシア、デンマーク、中国といい勝負ができれば。女子は前回準優勝できたが、今回も中国と(決勝で)対戦できるように頑張りたい」と抱負を述べており、昨年10月のトマス杯ベスト4、ユーバー杯準優勝以上の結果をめざす。
ト杯ユ杯2022・グループリーグ組み合わせはこちら
また、男子キャプテンの桃田賢斗は、「前回はベスト4で満足いく結果ではなかった。みんなで力をあわせて優勝できるように頑張りたい」と話し、女子キャプテンの髙橋沙也加も、「前回の準優勝で悔しい思いをしたので、みんなで力をあわせて一戦一戦を頑張っていきたい」と意気込みを語っている。
日本代表の今後日程は、4月26日から5月1日までフィリピンで開催されるアジア選手権に参戦。その後、合宿を経て、ト杯ユ杯に向かう。
トマス杯&ユーバー杯日本代表選手は以下の通り。
【トマス杯】
桃田賢斗
(NTT東日本)
常山幹太
(トナミ運輸)
西本拳太
(ジェイテクト)
秦野陸
(トナミ運輸※)
奈良岡功大
(IMG)
保木卓朗/小林優吾
(トナミ運輸)
古賀輝/齋藤太一
(NTT東日本)
竹内義憲/松居圭一郎
(日立情報通信エンジニアリング)
渡辺勇大
(BIPROGY)
【ユーバー杯】
山口茜
(再春館製薬所)
奥原希望
(太陽ホールディングス)
髙橋沙也加
(BIPROGY)
川上紗恵奈
(北都銀行※)
郡司莉子
(再春館製薬所)
福島由紀/廣田彩花
(丸杉)
松本麻佑/永原和可那
(北都銀行)
志田千陽/松山奈未
(再春館製薬所)
松友美佐紀
(BIPROGY)
取材・文/バドミントン・マガジン編集部
写真提供/公益財団法人 日本バドミントン協会