都道府県対抗団体戦の「第22回全日本中学生選手権」は、3月25日から27日まで徳島県鳴門市、徳島市、吉野川市で開催。最終日の27日は、決勝トーナメントを鳴門市のアミノバリューホールで行なった。
強豪の埼玉と福島が決勝に勝ち上がり、埼玉が3-2の接戦の末に勝利。2016年の第16回大会以来となる通算7度目の優勝を果たした。
男女単複・混合複のスディルマンカップ形式で争う、この大会。決勝には、毎年上位を争う埼玉と福島の両県が勝ち上がった。
両チームは実力伯仲の好勝負を展開。埼玉は澤田修志、阿部果凛のシングルスで2勝。一方、福島は男子ダブルスの芳賀彪汰/世古奏、女子ダブルスの吉田美真/溝尾花奈で2勝。勝負は混合ダブルスにもつれた。
埼玉は澤田と阿部、福島は川野寿真、平田涼と、ともにシングルスのエースを投入した混合ダブルスは、ファイナルゲームにもつれたが、澤田/阿部が勝負どころを制して、埼玉が接戦をものにした。
27日の試合結果は、以下の通り。
▼準々決勝
福島 3-1 愛媛
東京 3-2 千葉
埼玉 3-0 茨城
宮城 3-2 香川
▼準決勝
福島 3-0 東京
埼玉 3-1 宮城
▼決勝
埼玉 3-2 福島
澤田修志 ②〔15-21、21-17、21-11〕1 川野寿真
阿部果凛 ②〔21-15、21-9〕1 平田涼
遠藤淳生/花井和紀 0〔19-21、10-21〕② 芳賀彪汰/世古奏
榎本紗楓/八嶋未來 0〔14-21、18-21〕② 吉田美真/溝尾花奈
澤田修志/阿部果凛 ②〔19-21、21-10、21-16〕1 川野寿真/平田涼
文/バドミントン・マガジン編集部