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【選手情報】BWFが無気力プレーを行なった4名の処分を発表

3月25日、BWF(世界バドミントン連盟)は中国代表の譚強(タン・チャン)/何濟庭(ヘ・ジティン)と李俊慧(リ・ジュンフイ/引退)/劉雨辰(リュウ・ユチェン)の4選手が、2018年の国際大会で無気力プレーを行なったとし、当該選手らの処分を発表した。

4選手は、2018年11月の福州中国OP(S750)男子ダブルス・準々決勝で対戦。同国対決となった試合は、若手ペアの譚強/何濟庭が2-1(21−15、14−21、21−19/40分)で勝利を飾っていた。その後、譚強/何濟庭は決勝まで勝ち進んで準優勝の成績を収めたが、BWFは李俊慧/劉雨辰との試合中に「両ペアが勝利に最善を尽くしていなかった」と判断。大会後に4選手や試合関係者などへの聞き取りが行なわれ、今年1月24日の聴聞会でBWFの行動規範に違反があったことが認められた。

これにより、4選手は3カ月間の活動停止の処分が科されることが決定。ただし、執行猶予として、1月25日から2年間の間に同様のプレーがあった場合にこの処分が適用される。また、4選手が福州中国OPで獲得した賞金は没収される。

譚強/何濟庭は昨年の世界選手権で準優勝を飾るなど、中国代表のトップダブルスとして活躍。李俊慧/劉雨辰は昨年の東京オリンピック・男子ダブルスで銀メダルを獲得したほか、2018年世界選手権やワールドツアーなどで優勝を飾るなど、同国の第一人者として数多くの好成績を残していた。昨年11月、李俊慧は自身のケガなどを理由に引退。劉雨辰は現在、別の選手とペアを組み国際大会に出場している。

文/バドミントン・マガジン編集部

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