3月18日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。20日に決勝が行なわれた全英オープン(Super1000)の結果が反映され、順位やポイントに変動があった。ここでは男女シングルスを紹介しよう。
【男子シングルス】
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全英OP優勝のビクター・アクセルセン(デンマーク/上写真)が、1万2000ポイントを加算して1位をキープ。同じ11万ポイント台で追う桃田賢斗は、全英OPベスト8で、二人のポイント差は少し開いた。3位はさらに差が開いてアンダース・アントンセン(デンマーク)。アクセルセンに続く同国の2番手として、安定した成績を残している。4位は周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)、5位はアンソニー・S・ギンティン(インドネシア)が続く。
全英OP準優勝のラクシャ・セン(インド/上写真)が、2ランクアップの9位とトップ10入り。同国のベテラン、スリカンス・キダムビを抜いて1番手に躍り出た。
日本勢は先週までと変わらず、常山幹太(14位)、西本拳太(20位)、渡邉航貴(44位)とA代表が並び、B代表の奈良岡功大が49位につけている。
【女子シングルス】
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全英OP優勝で高ポイントを加えた山口茜は2位。順位は変わらないが、1位の戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)との差はわずか51ポイントと詰めてきた。3位は準決勝で山口に敗れた陳雨菲(チェン・ユフェイ/中国)。準優勝のアン・セヨン(韓国)が10万ポイント台に乗せ、女子シングルスは1〜4位が10万超えとなった。
日本勢は奥原希望が5位。上位4人とのポイント差が離されている状況を少しずつ打開したい。3番手の髙橋沙也加は13位と変わらないが、全英OPベスト8のポイントを加えている。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO