3月11日に開催されたBWFワールドツアー・ドイツOP(ミュルハイム・アン・デア・ルール/Super300)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
3月9日
1回戦/初日結果
3月10日
1回戦/2日目結果
3月11日
2回戦/3日目
日本勢は厳しい結果に終わった。男子シングルスの西本拳太は、タイの若手クンラビット・ビティサランと対戦。第1ゲームを先制したのは西本だったが、第2ゲームはクンラビットが18本で奪い返す。ファイナルゲームに入っても主導権はどちらも譲らず、ポイントの奪い合いに。後半、西本が17-13とリードして勝利に迫ったが、ここからクンラビットが7連取で逆転に成功。最後はクンラビットがそのまま押し切り、西本は94分の激闘に敗れベスト4進出を逃した。
男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾は、デンマークのアストルップ/ラスムセンと対戦。激しい点の奪い合いは、第1ゲームをデンマークペアが先制。第2ゲームは日本の保木/小林が取り返し、ファイナルゲームに突入した。一進一退の攻防は終盤にデュースの展開となったが、最後はアストルップ/ラスムセンが23-21で勝利。保木/小林は接戦に敗れ、準々決勝敗退となった。また、中国ペアと対戦した竹内義憲/松居圭一郎も0-2で敗戦。上位進出はならなかった。
女子シングルスは、2回戦で戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)を下した髙橋沙也加が、中国の新鋭、張藝曼(ツァン・イーマン)と対戦。第1ゲーム19-21で奪われた髙橋は、第2ゲームの接戦も19本で落とし敗戦。ベスト8にとどまった。
3月10日の結果、準々決勝の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼準々決勝(3月11日)
リー・ジジャ(マレーシア)②〔21−12、21−18〕0●趙俊鵬(中国)40分
ラクシャ・セン(インド)②〔21−15、21−16〕0●プラノイ・H.S.(インド)39分
ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−10、23−21〕0●スリカンス・キダムビ(インド)35分
クンラビット・ビティサラン(タイ)②〔19−21、21−18、21−18〕1●西本拳太94分
▼準決勝(3月12日)
リー・ジジャ – クンラビット・ビティサラン
ビクター・アクセルセン – ラクシャ・セン
【女子シングルス】
▼準々決勝(3月11日)
アン・セヨン(韓国)②〔21−11、21−13〕0●ミッシェル・リー(カナダ)30分
陳雨菲(中国)②〔21−5、21−16〕0●イボンヌ・リ(ドイツ)32分
張藝曼(中国)②〔21−19、21−19〕0●髙橋沙也加37分
何冰嬌(中国)○キケン●ラチャノック・インタノン(タイ)
▼準決勝(3月12日)
アン・セヨン – 何冰嬌
張藝曼 – 陳雨菲
【男子ダブルス】
▼準々決勝(3月11日)
ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)②〔21−15、20−22、21−19〕1●テオEY/オンYS(マレーシア)75分
アストルップ/ラスムセン(デンマーク)②〔26−24、19−21、23−21〕1●保木卓朗/小林優吾72分
劉雨辰/欧烜屹(中国)②〔21−12、21−16〕0●竹内義憲/松居圭一郎36分
何濟庭/周昊東(中国)②〔21−11、23−21〕0●ガラガ/パンジャラ(インド)36分
▼準決勝(3月12日)
何濟庭/周昊東 – ゴーSF/N・イズッディン
アストルップ/ラスムセン − 劉雨辰/欧烜屹
【女子ダブルス】
▼準々決勝(3月11日)
陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−15、22−20〕0●フー/リムCS(マレーシア)46分
G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)②〔13−21、21−14、21−15〕1●金昭英/孔熙容(韓国)69分
ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)②〔22−24、21−19、21−19〕1●杜玥/李汶妹(中国)114分
鄭雨/張殊賢(中国)②〔21−14、21−12〕0●鄭景銀/金慧貞(韓国)49分
▼準決勝(3月12日)
陳清晨/賈一凡 – ジョンコパン/ラウィンダ
G・ストエワ/S・ストエワ − 鄭雨/張殊賢
【混合ダブルス】
▼準々決勝(3月11日)
エリス/スミス(イングランド)②〔16−21、21−16、21−19〕1●リバルディ/メンタリ(インドネシア)66分
デチャポル/サプシリー(タイ)②〔21−11、21−18〕0●タンKM/ライPJ(マレーシア)
ホール/マックフェルソン(スコットランド)②〔21−17、14−21、21−18〕1●マウラナ/バンダソ(インドネシア)56分
欧烜屹/黄雅瓊(中国)②〔21−15、16−21、21−16〕1●ジケル/デリュー(フランス) 64分
▼準決勝(3月12日)
エリス/スミス(イングランド) − 欧烜屹/黄雅瓊
デチャポル/サプシリー − ホール/マックフェルソン
文/バドミントン・マガジン編集部