1月12日から17日までBWFワールドツアー・インドOP(ニューデリー/Super500)が開催された。2022年の最初のツアー上位大会には、日本代表をはじめ中国代表、韓国代表らが出場を見送った。大会にはインド、インドネシア、タイなどを中心に参加している。
17日に行なわれた決勝戦では、昨年の世界選手権男子シングルス優勝を果たしたロー・ケンイゥ(シンガポール)が、地元インドのホープ・ラクシャ・セン(上写真)と対戦。第1ゲームを24-22でセンが先制すると、続く第2ゲームも世界王者を17本に抑えて優勝。上位大会では初のタイトルを獲得した。
女子シングルスはブサナン・ンバルンパン(タイ/上写真)が、同国のスパニダ・カテソンをファイナル勝負の末に退けて優勝。女子ダブルスも、アイムサード姉妹が制してタイは2種目で優勝を果たした。
男子ダブルスは、世界ランク2位のセティアワン/アッサン(インドネシア)を決勝で下したインドのシェティ/ランキレッディが優勝。混合ダブルスは、シンガポールのヒー/タンが頂点に立っている。
準決勝以降の各種目の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼準決勝
ロー・ケンイゥ(シンガポール)○〔キケン〕●ブライアン・ヤン(カナダ)
ラクシャ・セン(インド)②〔19−21、21−16、21−12〕1●ン・ツェヨン(マレーシア)67分
▼決勝
ラクシャ・セン②〔24−22、21−17〕0●ロー・ケンイゥ54分
【女子シングルス】
▼準決勝
ブサナン・ンバルンパン(タイ)②〔26−24、21−9〕0●アカルシ・カシャップ(インド)52分
スパニダ・カテソン(タイ)②〔21−14、13−21、21−10〕1●プサルラ・V.シンドゥ(インド)59分
▼決勝
ブサナン・ンバルンパン②〔22−20、19−21、21−13〕1●スパニダ・カテソン76分
【男子ダブルス】
▼準決勝
セティアワン/アッサン(インドネシア)②〔21−15、21−18〕0●テオ・イーイ/オン・ユーシン(マレーシア)30分
シェティ/ランキレッディ(インド)②〔21−10、21−18〕0●デリュー/ヴィレがー(フランス)37分
▼決勝
シェティ/ランキレッディ②〔21−16、26−24〕0●セティアワン/アッサン43分
【女子ダブルス】
▼準決勝
B・アイムサード/N・アイムサード(タイ)②〔21−12、21−9〕0●マナジール・H/ロイ(インド)24分
モロゾワ/アクチュリナ(ロシア)○〔キケン〕0●モルコワ/シャポワロワ(ロシア)
▼決勝
B・アイムサード/N・アイムサード②〔21−13、21−5〕0●モロゾワ/アクチュリナ34分
【混合ダブルス】
▼準決勝
チェンTJ/ペクYW(マレーシア)②〔21−19、21−23、21−14〕1●タンKM/ライPJ(マレーシア)71分
ヒー/タン(シンガポール)○〔キケン〕●
▼決勝
ヒー/タン②〔21−15、21−18〕0●チェン/ペク40分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO