日本一を決める「第75回全日本総合選手権」が、12月25日に開幕。東京・武蔵野の森総合スポーツプラザを舞台に、12月30日の決勝戦まで熱戦が展開される。大会3日目の27日は、各種目2回戦を実施。ここでは、注目選手などのコメントを紹介しよう。
奥原希望（太陽ホールディングス）
2回戦結果：栗原あかり（筑波大）に2－1で勝利
今日はシャトルが飛ばず、 1ゲーム目は苦しみました。それは思い切りやってくる相手に合っていたようで、それに対してこちらは試合勘のなさ、練習を詰めていない部分が出ました。第2ゲームは、 1ゲームで対応が遅れ、悪かった配球を組み直したのがよかった。コンディションはバッチリではありませんが、その日のコンディションの中で選択肢を増やせるように。ここからは一気に相手のレベルが上がるので、対策を練っていきたいです。学生やほかの選手にはチャンスの大会ですが、こちらも譲りたくないですから。
栗原あかり（筑波大）
2回戦結果：奥原希望（太陽ホールディングス）に1－2で敗退
A代表の選手などと対戦する経験が今までなかったので、向かっていく気持ちで試合に臨んだら、試合では自分が思っていたよりラリーができました。いつもは緊張すると、決めにいこうとしてしまうのですが、奥原選手がねばり強い選手というのはわかっていたので、今日は決め急ぐことなく自分のラリーができたと思います。
自分の中では納得いく試合ができましたし、いい経験になったと思います。今後の目標はB代表に入ることです。
取材・構成／楊 順行、バドミントン・マガジン編集部
写真／菅原 淳
