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「集大成にふさわしい戦いにしたい」(佐藤冴香)【全日本総合バドミントン2021】27日/選手コメント4

日本一を決める「第75回全日本総合選手権」が、12月25日に開幕。東京・武蔵野の森総合スポーツプラザを舞台に、12月30日の決勝戦まで熱戦が展開される。大会3日目の27日は、各種目2回戦を実施。ここでは、注目選手などのコメントを紹介しよう。

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選手コメント
トーナメント表

佐藤冴香(ヨネックス)

2回戦結果:川上紗恵奈(北都銀行)に2-1で勝利

最初からペース配分を考えずにいって、勝ち切れたのはよかったです。試合のあと川上が「握手していいですか」と声をかけてくれて。総合で戦ってきた仲間なので、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えました。先に(日体大同期の)鈴木が勝っていたので、きついんですけど負けられない、と(笑)。明日の相手の池内は、何回も対戦して手の内がわかっているので、ここからはますます相手が大変になります。奥原との対戦? そこまでは遠いですが、集大成にふさわしい戦いをしたいですね。

川上紗恵奈(北都銀行)

2回戦結果:佐藤冴香(ヨネックス)に1-2で敗退

ファイナルゲームは自分が飛ぶコートだったのでアウトにならないような攻めの形をつくろうとしたんですけどミスもあり、チェンジエンド後に佐藤さんの勢いに対応しきれなかったのが敗因かなと思います。

全日本総合ではいつもベスト8で止まっていたということもありましたし、今回は日本代表の選手が何人かいない中で誰にでもチャンスがあると思っていました。自分は厳しいドローというのもわかっていましたが、1位になるためには全員に勝っていかないと。前回の日本代表の遠征で吸収することも多かったので、それを自分のものにして、結果を出したいと思っていました。負けたのはすごく悔しい気持ちがあるんですけど、佐藤さんとこうやって対戦できたのはありがたかったです。

池内萌絵(七十七銀行)

2回戦結果:下田菜都美(広島ガス)に2-1で勝利

相手が強いのはわかっていたので、思い切って自分の力が出しきれればいいなと思って試合に入りました。自分は身長が高いわけでもないし、パワーがあるほうでもないので、シャトルを最後まで諦めずに追いかけて、楽しんでできれば自分のいいところも出るなんじゃないかなと思っていました。このあとS/Jリーグもあるので、この勝利は大きいです。

ミックスダブルスでB代表に選んでもらっているので、以前よりはミックスの練習をするようになりましたが、チームではシングルスの練習をしているので、自分の中ではどちらもやっているというイメージです。今大会では一つひとつの試合を思い切ってやって、シングルスではベスト4に入れたらいいかなと思います。ミックスは、できればもっと上にいきたいです。

取材・構成/楊順行、バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原 淳、バドミントン・マガジン編集部

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