日本一を決める「第75回全日本総合選手権」が、12月25日に開幕。東京・武蔵野の森総合スポーツプラザを舞台に、12月30日の決勝戦まで熱戦が展開される。大会3日目の27日は、各種目2回戦を実施。ここでは、注目選手などのコメントを紹介しよう。
古賀穂（NTT東日本）
2回戦結果：内野陽太（金沢学院大）に2－0で勝利
1ゲーム目は思い通りの展開ができましたが、2ゲームは厳しい展開になったので、駆け引きの中で我慢して我慢して…。それが自分のプレースタイルでもあります。今年も去年同様、体力強化に取り組みつつショットの精度を上げるように取り組んできて、筋量も有酸素系も数値は上がっています。この大会はもちろん優勝は目指しますが、まずは一戦一戦。自分の力がどのくらいの位置にあるのか、試される大会です。
下農走（トナミ運輸）
2回戦結果：秦野陸（トナミ運輸）に2－0で勝利
初日は緊張もあって自分のプレーをすることが難しかったのですが、今日はしっかり自分のプレーを自分でコントロールできたので、明日につながるいい試合だったかなと思います。（今日は）自分のほうが先輩なので、負けられないと思っていた。当たることはわかっていたので、ある程度対策を立てながら練習してきました。自分から声を出して、意地で勝つことができたかなと思います。
今大会は、目標とするA代表に一歩も二歩も近づける大会だと思っているので、一番上というのを見据えて、一つひとつやっていきたいです。
10月のベルギーOPに出場後、10日間の隔離があったのですが、そこでしっかりリフレッシュしてモチベーションが上がったように感じています。そこから1カ月間、走り込んだり、他の選手よりも居残り練習をしてきたので、今日の試合みたいに最後まで打ち切れたり、ラリーで上回れたのかなと思います。
取材・構成／楊順行、バドミントン・マガジン編集部
写真／菅原 淳、バドミントン・マガジン編集部
